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その日、白い柵は突然設置されたのです。それはあの忌まわしい過去の再来でありました。

何かくくりつけてあったので見てみるとシェアサイクルの文字。どうやらレンタサイクルが始まるようです。幕張新都心といえば失敗の典型例とも言うべきやらかしをしていますから少々不安です。だいたいチラシの位置からして車道に下りなければ内容を読むことはできません。車通りはそれほどでもありませんが、バスも通るこの通りで車道にまで下りてチラシを見る人がどれだけいるというのか。周知という点では全くもって不合格です。

実を言うと、1月中頃にはレンタサイクルが始まるという噂を耳にしており、それによれば1月末に事業者選定、2月中ごろにはサービス開始という計画でした。ところがそんなに調子よくいくはずもなく、2月が終わっても特に案内はなし。事業者が現れなくて計画が潰えたのかなー?なんて思っていましたが、とりあえずは開業に漕ぎつけたようです。
しかしながら開業予定日は3/26。1週間前になってようやく準備が始まるという状況には不安しか持ち得ませんでした。工事だけならまだしも周知徹底がなされていない(現地で掲示されているのは上記の広告のみ。それも見るのが困難という状況)のは再敗北への道筋に見えたのです。

3/23、駅北口にポートが設置されました。ようやくといった感じです。

案内の看板には3/26開始と書いてありますが、こんな調子で間に合うのでしょうかね…。
海浜幕張駅以外にもポートは設置されるようですが、そちらでは準備工事すら行われておらず、どこにポートを設置するのかすらわかりませんでした。

ベイタウン内のポート設置を確認したのは開始前日のことでした。

そして開業当日。千葉地区で行われるオープニングセレモニーが15時からということもあって供用開始は14時。私が訪れた時点(奇遇にも14時前後でした)では自転車はあってもテープでポートに入れないようにしている箇所も見受けられました。開始に合わせて利用しようとした人がこれを見たらどう思うことか。早くも先行きが不安です。

そもそも何故ベイタウンにポートを設置しておいてイオンモールに設置しないのか。ベイタウン住民なら自分の自転車を使うでしょうし、住民でない方は果たしてベイタウンに用があるだろうか。それよりはバスがあるとはいえ徒歩アクセス者も多いイオンモールの方がよっぽど需要があると思います。マックルの時と違ってイオンは旗振り役でないですが、やはりイオンモールのポートは必要でしょう。早めの設置をお願いしたいところです。

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