17分間隔

北海道の北の果て・稚内は人口3万人ほどの小さな街なのですが、実は市内線のバスが終日17分間隔という、およそ都市規模には見合わない高頻度で運転されてきました。

宿の前のバス停から、さっそくバスに乗り込みます。朝方ということもあるでしょうが、やってきたバスには10人ばかり乗っており、この本数が決してバス会社の酔狂などではないことを思い知らされました。

08:36(+3)港2丁目発。1人下車。
08:37(+3)港1丁目通過。
08:38(+4)中央4丁目着。4人下車。
08:39(+5)市役所前着。5人下車。
08:41(+0)稚内駅前着。2人下車。
08:43(+2)稚内郵便局前着。1人下車。
08:44(+3)神社前通過。
08:44(+3)宝来2丁目通過。
08:44(+0)宝来3丁目通過。
08:45(+1)宝来4丁目通過。
08:46(+0)稚中前通過。
08:46(+0)恵比須1丁目通過。
08:47(+1)恵比須3丁目通過。
08:47(-1)恵比須4丁目通過。
08:48(+0)恵比須5丁目着。1人下車。
08:49(+1)ノシャップ1丁目通過。
08:xx(+?)ノシャップ着。下車なし。

唐突に街並みが途切れたかと思えば終点のノシャップに到着。折返場の奥には利尻富士も望めます。

5分ばかり歩くとノシャップ岬に着きました。もちろん宗谷岬の方が北に位置しているわけですが、北の果てまで来たという実感は十二分です。


とんぼ返りももったいないので、こんどは坂の下線に乗って西海岸を下っていきます。20人近く乗っていた乗客は大半が稚内温泉で下車。すっかり空いた車内からひたすら利尻富士を眺めました。

坂の下なるバス停を過ぎると、バスは稚内市街へ戻るべく坂を駆け上がります。上り切ったところには夕日が丘駐車場という展望台があり、利尻富士と稚内西海岸の荒涼とした大地を一望できます。

ノシャップ岬を訪れる際、あえて坂の下線に乗って利尻富士を眺めながら北上していくのもオツでしょう。個人的には街並みが途切れたと思ったらそこが岬だったという市内線の光景も捨てがたいですが。


市街に戻り、市内線の反対側の終点である潮見5丁目にやってきました。ここは国道40号線が国道238号線と分岐して南下を始める地点で、まさに市街の東の外れといった雰囲気です。

ノシャップもそうだったのですが、折返場ではその先に直通する路線でも一旦折返場に入り、のりばを統一しているようです。

12:08(+0)潮見5丁目発。1人乗車。
12:09(+1)潮見4丁目着。3人乗車。
12:11(+3)潮見3丁目通過。
12:12(+1)潮見1丁目通過。
12:13(+2)大黒5丁目着。2人下車,1人乗車。
12:14(+1)大黒3丁目着。2人乗車。
12:16(+3)南駅前着。1人乗車。

タイミングよく列車が通過しました。稚内駅に線路が1本しかないため、後続の特急列車の到着に備えて、今しがた稚内に着いた普通列車を南稚内まで回送しているようです。

12:19(+6)港4丁目通過。
12:19(+6)鈴蘭幼稚園前通過。
12:20(+3)港3丁目通過。
12:20(+3)港2丁目着。1人下車。
12:21(+3)港1丁目着。1人下車。
12:23(+5)中央4丁目通過。
12:24(+6)市役所前通過。
12:26(+1)稚内駅前着。2人下車,3人乗車。

日中の便でもコンスタントな利用が見られました。地形の関係で市街地が線上に延びているとはいえ、他路線との直通も含めてこれだけの本数を確保し、実際に利用されているのは凄いとしか言いようがありません。

とはいえ17分という中途半端な間隔にするくらいなら20分間隔の方がわかりやすいのでは…?と思っていたところ、2025年末から20分間隔に改められたようです。実際に減便されるとそれはそれで物悲しい…()


※地理院地図に経路線等を追記して掲載
※細線は坂の下線の運行経路

運行:宗谷バス
路線:稚内市内線
区間:潮見5丁目~南駅前~稚内駅前ターミナル~ノシャップ
本数:17分間隔
※情報は2025年6月乗車当時のものです※

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