島原鉄道の改革は実を結ぶか

諫早からは島原へ向かいます。もちろんSUNQパス持ちなのでバスでです。

島原へは一般路線バスも出ていますが、ちょうど時刻があったので長崎空港からの特急バスに乗ることに。空港リムジンというと途中の乗降はできないイメージですが、ここでは諫早~島原の特急バスも兼ねているのですね。

座席はこんな感じ。
フットレスト付きです。やった!

11:41:55 諫早駅前発。8人下車,2人乗車。
11:46:45 市役所前着。乗降なし。
11:48:32 本諫早駅前着。乗降なし。
11:49:31 昭和通り着。乗降なし。

11:57:19 小野着。1人乗車。

左手に列車が見えました。この先併走したりしないかなワクワク
さっそく線路が真横に。フェリーも乗ってみたいですね。SUNQパス利用可能ですし。

12:02:36 森山駅前通過。

「いよいよ世界ジオパーク島原に近づきました」と放送が入ります。

12:12:31 愛野着。2人下車。

そしてついに後方から列車が!愛野のあたりでぐるぐるしたのでてっきり追い抜かされたと思っていたのですが。

12:**:** 雲仙市役所前通過。

ふたたび列車が追いかけてきたので動画を撮ってみました。

12:28:57 西郷駅前通過。

12:32:19 神代通過。
12:37:52 多比良駅前通過。
12:40:59 湯江通過。
12:44:57 有明庁舎前通過。

「しばらくしますと島原の中心街に入ります」とアナウンスが入りました。
12:49:38 三会駅前通過。

12:55:36 島原駅前着。2人下車。
12:59:58 大手着。2人乗車。
13:06:03 島鉄バスターミナル着。2人下車,1人乗車。残る乗客は4人でした。


さてこの特急バス、10月1日から長崎空港~本諫早駅前に短縮される代わりに倍以上の9往復に増えることとなっています。本諫早以南を鉄道に任せようというわけです。鉄道とバスが同一会社の運営であるゆえスムーズに実現できたことなのでしょう。
たしかに諫早で乗客は半減しており、以南は鉄道と重複していて無駄な感じは否めません。列車との併走が見られたのも、裏返せば同時間帯に列車とバスがどちらも走っているということですし。
ただ、本諫早での乗継割引などはないものでしょうか。現在、長崎空港~島原駅を利用すると1750円。一方で10/1からはバスと鉄道それぞれの運賃が必要となり、680円(バス)+1400円(鉄道)で2080円となってしまいます。

※吾妻≒雲仙市役所前 本社前≒島鉄BT

各駅についてまとめてみるとおおむね200~300円程度の値上げが生じる様子。消費税増税分があるとはいえ乗り継ぐ際は200円割引してもいいように思います。もっとも会社としては鉄道とバスで別々に運賃を徴収することによる増収も狙っているのでしょうけれど…。

空港バスの乗り継ぎ化や駅名の変更など思い切った改変に打って出た島原鉄道。この改革が良い結果をもたらしてくれることを望むばかりです。


運行:島原鉄道
区間:長崎空港~諫早駅前~本諫早駅前~島鉄バスターミナル~島原港
本数:4往復
※情報は2019年3月乗車当時のものです※

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