一日一本のバスに乗車する【その5】千葉中央バス青葉の森公園線

千葉県立中央博物館へは京成バスの大学病院線で向かうことができますが、停留所は博物館から少し遠く、アクセスに少々の難があります。しかし、実は博物館の目の前から千葉駅へ向かうバスがあるのです。

それがこの青葉の森公園線。千葉中央バスが運行しています。

左手の駐車場の奥に中央博物館が見えます。信号を渡る必要もありませんからアクセスは非常にスムーズです。

そんな便利なバスがどれだけ走っているのだろうと思って時刻表を見ると、1日1本しかないのです。それも土休日だけ。

車内も人1人いません。日曜の昼下がりでこれは一体…?

12:40:29 博物館・文化ホール発。乗車なし。

すぐに博物館の真横を通ります。

12:41:35 青葉病院南通過。
12:41:47 中央博物館通過
。蘇我駅〜大学病院のバス路線も通るからとはいえ、紛らわしい名前にもほどがあります。せめて「中央博物館入口」などとできなかったものでしょうかね…。
12:42:38 芸術文化ホール前通過。

12:44:04 ハーモニープラザ着。1人乗車。ここでは蘇我駅方面の乗り場ではなく、大網街道上のバス停での乗降扱いになります。
12:44:43 千葉寺通過。
12:45:12 西千葉寺着。4人乗車。
12:46:52 葛城町通過。

細い道を抜け出そうというところで道路工事が。しばし足止めを食らいます。
12:49:43 長洲二丁目通過。
12:49:56 柏戸病院通過。
12:51:25 県庁通過。

モノレールの立派な高架が脇にそれていきます。

12:51:45 中央四丁目通過。
12:52:54 中央二丁目通過。
12:56:32 千葉駅着。5人下車。

到着するとバスはすぐ走り去ってしまいました。

この路線、2004年の開設時は全日30分間隔で運行していたものの、大学病院線に比べて遠回りなルートが災いしたのか利用者がまったく伸びず、今日の惨状に至ってしまったようです。ちなみに、ハーモニープラザ〜長洲二丁目を京成の千葉寺駅経由に改めてやれば千葉都市モノレールの当初延伸案と重なるので、モノレールの千葉寺ルートがいかに危ないルート設定であるかわかるでしょう。
博物館の目の前発、青葉病院へも容易にアクセス可能と始発付近の環境は恵まれていますから、是非とも亥鼻経由に切り替えて発展してほしいところです。なお、その際にはちばシティバスあたりに移管することとなるでしょう。


運行:千葉中央バス
路線:青葉の森公園線
区間:博物館・文化ホール→千葉寺→千葉駅
本数:土休日・千葉駅方面のみ1本
※情報は2018年2月乗車当時のものです※

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