LRTといえば超低床車の導入や鉄道線への直通が思い浮かびますが、バス路線網の整理などの交通再編も欠かせません。LRTの先駆けと言われる富山ライトレールではバス路線再編もきちんと行っていました。
神通川の左岸河口部に位置する四方の町。かつては射水線が走っており現在も並行バス路線がありますが、それとは別に、四方を出るとすぐに神通川を渡り右岸を走る系統もありました。川を渡った蓮町からは富山港線と並行していたため、富山ライトレール開業時に蓮町で電車に乗り換えるような形態となりました。
発車まで時間があったので始発の四方神明町まで歩いてきました。
15:49:32 四方神明町発。
15:49:52 四方町通過。
15:51:20 南町着。1人乗車。
15:52:19 荒屋通過。
15:52:59 荒屋南部通過。
15:54:25 草島小学校口通過。
15:55:14 草島着。1人乗車。ドアがうまく作動しないのか何度も開け閉めしていました。
15:57:11 千原崎通過。
15:57:57 昭和町通過。
15:59:00 蓮町着。2人下車。
富山駅北方面へは道路、岩瀬浜方面へは踏切を渡ることになりますが、この距離ならさほど不便は感じません。しばしホームをうろちょろしていると電車がやってきました。
16:06 蓮町発。
16:25 富山駅北着。四方神明町からは36分でした。
ちなみに射水線代替バスだと神明町15:30→富山駅15:48 総曲輪15:52 と所要時間も短く中心街まで直結しますが、本数は1時間に1本あるかないか。平日30分間隔の高頻度運転を実現できたのはフィーダーバスならではでしょう。
来年には南北統合で中心街まで直通できるようになります。所要時間・直通性とフリークエンシー・定時性、各々の利点を活かして使い分けられる時代が来ることに期待が高まります。
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