各駅停車の乗車録

以前の記事で「ちょっとした発見」があったと述べておいて、ずーっとそのまま放置してました。
その気になったものとはこれ。

半ば案内スペースと化している乗車券発売所に1台だけ設置されている券売機。そこには「幕張本郷〜免許センター 割引乗車券」の文字がありました。同区間は片道180円のところ割引乗車券は往復340円とのこと。雀の涙ほどの割引ですが、せっかくなので使ってみることに。

急行系のバスは免許センターを通過してしまいますので、0番のりばの先の各停バス発着所へ。急行系より幾分本数が少なめなせいか、急行に勝るとも劣らない乗客が並んでいます
若葉三丁目行きはいつの日か全区間乗車することにし、最もスタンダードな幕01系統海浜幕張駅行きに乗車。もっとも、朝ラッシュに関して言えば意外にマイナーな系統に成り下がってしまうのですが。

幕張西二丁目では1人下車、10人ほど乗車。すっかり忘れていましたが、この辺の団地から幕張新都心に通勤する需要もあるんですよね。
幕張西第三公園では2人乗車。ここでは本線急行とハイテク急行に抜かれていきました。やはり急行の速達性は侮れません。

高速を越えるといよいよ目的地の免許センター。14人も下車しました。免許センターに関しては「イオンモールに通う乗客が多い」との情報があり、実際のところどうなのだろうと思っていたのですが、降りてみるとイオンモールに行く客と免許センターに行く客は50:50。まあ、訪問当日は雨が降っていたのでイオンモール通勤客は少々高くなってもイオンモール直通バスを利用したのでしょう。これは再訪必至かな…?w

とんぼ返りも勿体無いので浜田川のところにある歩道橋でバスの行進を眺めることに。

イオンモール直通バスも走るので、各停バスは各停バスで渋滞が発生しています。

もっと圧巻なのが海浜幕張駅からの回送群。たぶんハイテク急行と本線急行×2です(後ろに各停バスも見えてますね)が、最ピーク時には本線急行の連節バスが3,4台連なる時も。こうやって幕張本郷に直送しないと乗客を捌けないとは、いかにこの路線が逼迫しているか思い知らされます。

雨なので長居せずに退散。電光掲示板があるので安心して待てます。

回収されないうちに復路券をパチリ。今後使う機会は…なさそう…。

完全に気抜いてたので復路の乗降数は不明です。

幕張西二丁目から新都心に通勤する需要、イオンモールや免許センターに行く需要、と各停バスもかなりの利用者を抱えていることが確認できました。仮に幕張本郷駅〜海浜幕張駅間に新交通システムを建設するとしても、各停バスは現在の水準で走らせる必要がありそうですね。


運行:京成バス
系統:幕01
区間:幕張本郷駅~海浜幕張駅
※情報は2017年4月乗車当時のものです※

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