津46の系譜

津田沼駅からイオンモール幕張新都心を経由して幕張メッセ中央まで向かっていた津46系統。遠回りかつ上り下りでルートの違うこの路線はいかにして生まれたのでしょうか。

2012/12/23-2013/12/16

津46系統は「46」の番号を冠すだけあって袖ヶ浦団地線の一派として生まれました。以前より袖ヶ浦団地は親分の津41によって津田沼駅へのアクセスを確保していましたが、津46が誕生したことで新習志野駅とも結ばれるようになったのです。(ちなみに、袖ヶ浦団地線一派には他に深夜便の津42,43がいます)

2013/12/17-2015/03/31

誕生から1年後、イオンモール幕張新都心のオープンに伴い、津46はファミリーモールそばのイオンモール幕張新都心バスターミナルに乗り入れることとなりました。系統新設から1年弱での乗り入れということで、むしろ津46はイオンモール乗り入れを目論んで設定されたのかもしれません。
ところで、津田沼駅から新習志野駅を経由してイオンモールへのバスを出すなら秋津団地線一派でもよかったはずです。なかでも津53などは新都心営業所行きですから、出入庫の関係があるとはいえほんの少し伸ばしてやればイオンモールにアクセスできました。これは推測なのですが、イオンモールからJR津田沼だけでなく京成津田沼へもアクセスできるようにしようと考えた時、袖ヶ浦団地線を新習志野駅経由で延長してやれば袖ヶ浦団地から新習志野駅のアクセスも兼ねられて一挙両得ではないか、となったのだと思います。

2015/04/01-2018/01/15

春のダイヤ改正でイオン64(海浜幕張駅→グランドモール北→グランドモール)、イオン65(バスターミナル→グランドモール北→海浜幕張駅)などが新設されるなか、津46は廃止されました。そして、津46が新設されたのです。
何を言っているのかとおっしゃるかもしれませんが、京成バスからそう発表されているのだから仕方ありません。
http://www.keiseibus.co.jp/info/news_detail.html?num_c=1503201955362108&t_name=info_t
要するにバスターミナルの発着をやめ、新たにメッセ中央に乗り入れるようにしたということです。これはグランドモールにもアクセスできるようにとの配慮の面が強いと思います。メッセ中央方面はバスターミナルを経由しなくなりましたが、ファミリーモールはアクティブモール前の目の前にあるため不都合はないでしょう。

2018/01/16-現在

そして津47が生まれます。過去2回のように津46の名を残しても良かったように思いますが、過去2回が延長主体で経路の変更がほぼなかったのに対し今回は秋津地区を経由するという大幅なルート変更が生じましたので系統番号を改めて正解だったと思います。

津47についての見解は以前の記事で述べたとおりで、秋津地区での乗降がわずかながらもあるところを見るに存続が妥当でしょう。激動の人生を送ってきた津46にもう居場所はありません。津47の成長を安らかに見守っていてほしいところです。


※2018年7月4日追記
なんて言っていたのですが利用者数は京成バスを頷かせるほどではなかったらしく、2018年6月末をもって実証運行は終了。津46の運行が再開されました。津46の独自区間がほとんどないだけに1人でも乗客がいれば残るものだと思っていたのですが、遠回りによる所要時間の増大など運用面での都合が悪かったのかもしれません。ともあれ、帰ってきた津46が今後どのような変貌を見せるのか楽しみです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました