不意打ち

以前の記事でも紹介した平和交通1028号車。12月の12ヶ月点検を無事クリアし、幕張本郷線で走っている姿をよく見かけます。

久々に乗車してみると、広告欄が賑やかになっていました。

何かと思えば歴代の平和交通の車両たちでした。以前は青と白の2色だったというのはなかなか意外です。しかし、なんで急にこんなの貼り出したんだ…?と後ろを振り返ると

え?

1028号車引退ですと…!?年明けにはまだまだ現役ですと言っていた(※)ではないですか…。次の車検は3月のはずで、廃車するにはちょうどの時期ではありますが、それにしてもこの発表は唐突すぎます。

しばらく唖然として動けませんでした。

正気を取り戻してふと気付いたのですが、この路線図、津田沼・ららぽーとTOKYO-BAY線が書かれていません。この理由はこれが同路線開業前の2012年に作成されたものだからというだけのものなのですが、気になるのは右下。蘇我駅からあすか交通の路線が伸びています。行先は「フェスティバル」。もちろん現在では無くなってしまった路線ですが、どこへ行っていたのやら…。復活してくれとは言いませんから、せめて一度訪問してみたいところです。

いつもの通り乗客はなく、幕張新都心に帰ってきてしまいました。ちょうど378号車がベイタウン線に入っており、世代交代を象徴するかのようです。

海浜幕張駅到着後、なんと運転士さんが幕回しのサービスをしてくださいました。絶好の機会と動画を回していたのですが、こちらの不手際で途中映像が飛んでしまうハメに…。私の保有するカメラは動画撮影中にシャッターを切ると動画撮影をいったん中止して写真を撮ってくれるというものなのですが、私は動画撮影が中断されるとは知らずにシャッターを切ってしまったのです。非常にお見苦しい結果となってしまい申し訳ありません。

昨年秋から追いかけ始めたこの車両ですが、こうなったら最期まできちんと見届けたいと思います。せめて最後にベイタウン線入ってくれたらな…。


(※)幕張ベイタウンで頒布されている幕張ベイタウンニュース第248号に平和交通の広告が掲載されており、1028号車の写真に「ベイタウン線開業当時のバス!まだまだ現役です!」の文字が添えられていました。

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