小坪井林用軌道 第四次探索【その0】

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これまで3度の探索を行い、小坪井林用軌道の全貌に迫ってきました。しかし、田代川沿いに敷かれた田代本線については下流の1キロ少々を探索するのみです。そこで、必然的に次回探索は田代本線制覇で、となるのですが、ここで1つ問題が生じます。田代川の最奥までどうやって行くのか、と。

単純に考えれば田代本線の代替たる田代林道を進んでいけばよいのですが、私は決して林道好きというわけではないので、いくら途中から廃道然としているといっても、ただひたすらに林道を歩いていくのはつまらなく思えてしまうのではないかと懸念されたのです。
そんなとき、私は忘れていた宿題があることに気付きました。第一次探索での私の最大の目的は小坪井本線の終点を探し出すことだったのに、レール以遠には足を踏み入れられていないではないか、と。本坪井沢を極めれば当然ながら元清澄山の稜線に到達します。稜線上には関東ふれあいの道が続いているので田代川源頭まで容易に移動できます。

そうやって、無名の橋から尾根を越えて小坪井沢に入り、隧道を抜けて本坪井沢にわたって、もう一度尾根登攀し、田代川を下ってくるという壮大なプランを打ち立てたのです。

しかし、これによってただでさえ長くなると見込まれた探索時間がさらに延びることとなりました。田代本線を1日で周りきれるか怪しい、と第三次探索をしたにもかかわらずです。そもそも、田代川〜小坪井沢で尾根越えをしている実績があるとは言っても、本坪井沢を最後まで詰め切って関東ふれあいの道まで脱出できるかすら定かではありません。果たして我々はきちんと計画を遂行し、田代本線を制覇できるのか。とくとご覧あれ。

(※例によって今回の記事も三島氏との共作リレー記事となっています。したがって、今探索の【その1】【その3】【その4】は三島氏が、【その0】【その2】【その5】は私が担当します。なお、番号が変則的となっているのは途中に番外編をはさむためです。)

(探索日:2018/01/21)

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