総武本線物井~佐倉間旧線【その1】

総武本線の物井〜佐倉間と言えば、モノサクと呼ばれる撮り鉄の聖地?ですが、この区間に旧線が存在することは意外と知られていないような気がします。今回は三島氏、そして蝉氏とともに同区間を探索してきました。なお、この探索の模様は蝉氏も記事にしております。お前の雑感なんて知らねーよ!という方は、蝉氏のブログを参照されることをお勧めします。

(探索日:2017/06/25)

訪問当日は雨模様。三島氏と探索するときはいつも雨が降っているような気がします(それはそれで人の目が少なくなって好都合なんですがね)。それはそうと、ホーム先端に×印で消された「寺前踏切」の標識があります。道中ですし、探索内容に含めてみましょうか。

物井駅から北へ向かいます。

先ほどの廃止踏切ですが、ホーム先端付近に行ってみると不自然に鉄柵で囲われた個所がありました。旧・寺前踏切があったのはここと見て間違いないでしょう。

少し行くと踏切がありました。奥に電気の設備が見えるくらいで、さして目立った存在でもないのですが…

傍から謎の道が分岐していました。藪の深さからさすがに踏破は断念しましたが、もしかすると左の市道の旧道かもしれません(地理院の地形図によれば、このあたりだけ道の表記が違うので)。

左の市道を進んでいくと、新線と旧線の分岐地点が見えました。旧線はあの踏切のあたりで曲がらず、直進していたはずです(左のほうに路盤が少し見えているようですね)。

分岐地点の発見に心躍った我々は、一刻も早く路盤に到達すべく田んぼのあぜ道を突っ切ることに。

が、ご想像のとおりあぜ道は複雑に絡み合っており、藪化して進めないところもあったりと、とてもショートカットと言えないようなペース。おまけに三島氏などはアマガエルと戯れていますから…。

天敵がいないのか、かなり多く生息しているようでした。

しまいにはひと際大きい用水路に行く手を阻まれる始末…。架橋されている地点までかなり迂回する羽目になりました。やっぱり素直に公道進んだほうが良かったんじゃ…。

というか…さっきから電車多くないですか…?
思えばここは総武本線の物井〜佐倉間。各方面への普通電車に加え、成田エクスプレスも毎時2本走る区間ですから、単純計算で5分に一本程度は列車が走るのです。我ながら迂闊でした。

いや、ザリガニと遊んでなくていいすから。

いろいろ紆余曲折ありましたが、なんとか路盤跡に到達しました。
皆さまが訪問される際は以下のルートをお勧めします。遠回りですが、路盤の目の前まで舗装路なので快適です。

なお、遠回りがどうしても許せないという方は、先ほどの謎の道があった踏切で線路を渡り、線路の東側を進むのが良いと思われます。少し逆戻りする必要があるのがネックですが、ほとんど線路沿いを行くのでロスは少ないでしょう。

路盤に到達するだけで一編使ってしまうとはモノサク旧線恐ろしや…(違

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