九州最後の炭鉱【後編】

当記事では池島炭鉱さるくの模様をなるべく詳細にレポートしていきます。初めて訪問した際のワクワク感を楽しみたい方はご注意ください。

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池島炭鉱さるくを終えた私。帰りの船まで時間があるので池島を一周してみることにしました。


トロッコ乗り場に置いてありました。なんでしょうこれ。
派手な色のハイエースが通ったと思ったらコミュニティバスでした。運行はさいかい交通に委託されているようです。
元火力発電所。選炭の過程で出される粉状の石炭、微粉炭を利用したものでした。
ただボロボロにもほどがあるような…。
脇の坂をのぼって裏手にまわってきました。
ん?発電所じゃないの?
立派な入口ですが今は閉ざされています。
坂を上りきると島唯一の郵便局が。

ここが池島の中心のようです。

ほら、立派なアパートが(棒)
張り巡らされているパイプは火力発電所で生じた蒸気を各家庭に送るもの。小さい島なのでエネルギーは最大限有効活用します。

アパート群の中心部には共同浴場。まだ現役のようでした。

離島ということで投票日が1日繰り上げられています。
いちおう数戸で人の住んでいる気配を感じましたが、利用者はどれほどいるんでしょうか…。

アパート群を抜け、下り坂に差し掛かります。

店舗入口?から崩壊している家屋。だんだんと気持ちが沈んでいきます。

島に到着するときに見えた鉄橋が見えてきました。石炭を船に積み込むためのトロッコの線路だったそうです。

道の角が崩れていました。この辺りに積み出し船が停泊していたのでしょうか。
レールはなかなかしっかりしていそうです。

池島港。前編で述べた通り、炭鉱採掘以前は鏡ヶ池という池でした。

トロッコのトンネル入口まで戻ってきました。

たぶん誰も渡ることのない踏切。例の火力発電所に続いています。

桟橋まで戻ってきました。長崎県道216号池島循環線を概ねたどってきたことになります。


ツアー料金に100円を足せば池島炭鉱さるくの後に島内を案内してもらえますが、自由気ままにぶらついてみるのもまた一興。けっこうアップダウンが激しいので、コミュニティバスを活用してみるのもいいですね。意外と本数多いようですし。

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