なごり雪

3月14日のダイヤ改正で富岡~浪江の運転が再開され、常磐線は9年ぶりに全線運行されることとなります。ただ、できるものがあればなくなるものもあるのは世の常。運転再開とともに原ノ町で運転系統が分割され同駅以南はE531系での運転となるため、仙台の緑帯の電車は原ノ町~浪江からいなくなってしまうのです(当然ながら富岡~浪江(~原ノ町)で運行されている代行バスもこれをもって終了となります。そちらの様子は弊サイトオモニバスに掲載しています)。


浪江は国鉄によくある2面3線の駅なのですが、列車は3番線から発車します。1番線から出てくれれば跨線橋渡らずに済むのに…!(以前はフラットに移動できる仮設通路があったようです。運転再開直前ゆえ見られた光景でした)


3番線と2番線のあいだにはなぜか柵が。


車両は719系でした。E531系に統一される原ノ町以南はおろか以北でも運用がなくなる予定の車両です。

※以下4両目(最後尾)のデータ

12:20 浪江発。1人乗車。
12:25 桃内着。乗降なし。
12:29 小高着。3人乗車。


ホーム脇に危険品庫が残されていました。長手積は鉄道では珍しいのだとか(詳しくはコチラ)。

12:35 磐城太田着。乗降なし。
12:40 原ノ町着。

ふと向かいを見ると、なんとE657系が停まっていました。3月に品川・上野~仙台の直通運転を再開するのに備えて試運転をおこなっていたのです。


この並び…見られると思っていませんでした…

大きく姿を変える浜通りの常磐線に期待しつつ、次は仙台へと向かいます。

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