複線の無駄遣い?岩苫線に乗ってみた

滝川からライラックに乗った私。そのまま札幌に直行して市電乗りつぶしでもやろうかと思っていたのですが、時刻表を見ると岩見沢でちょうど室蘭本線の列車に接続することが判明。室蘭本線の岩見沢〜苫小牧(正確には沼ノ端か)といえば、日本では珍しい非電化複線にもかかわらず普通列車しか運行されていない、一見すると無駄遣いのような路線です。これはもう乗るしかないですよね…?


ザ・ローカル線という感じのするキハ40。北海道のものは塗装も好きな方なのですが、さすがにボロいのでそろそろお役御免していただきたいところ…。

午後3時ごろの列車とあってか学生を中心に座席が7割埋まるほどの混雑です。先ほどまでは10人いれば御の字の乗車率だったのでなおさら人の多さを実感します。 

志文:数え忘れ
栗沢:3人下車
栗丘:乗降なし
栗山:10人下車、3人乗車
ここで車内が10数人程度に。
由仁:2人下車
古山:2人下車
三川:2人下車

栗山でいつも通りのローカル線になったあとも下車は続き、車内はかなり閑散となりました。岩見沢の求心力を改めて感じる次第です。

なお、三川の次の追分でひがし北海道フリーパスのフリー区間は終了。幸いにも6分ほど停車することがわかったので、急いでみどりの窓口に駆け込み追分→沼ノ端→南千歳の乗車券を発券してもらいました。

追分は石勝線との交点であることからか利用者が多いらしく、車内は23人に。利用者の多さにまたホッとします。

安平:1人下車
早来:1人下車,15人(小学生らしきグループ)乗車
遠浅:1人下車,1人乗車
沼ノ端:13人(例の小学生がほとんど)下車,2人乗車

最後に早来→沼ノ端で乗車した小学生集団が気になるところではありますが、中心都市でドッと乗って徐々に乗客が減っていく姿はまさにローカル線と言えるものです。
これだけ見ていると複線という設備は無駄に思えますが、貨物列車もあることですしわざわざ撤去するほどのことでもないのでしょう。トンネルが崩落したことで単線化された栗丘〜栗山からしても伝わってくることです。残ったもう一本のトンネルが崩落しないか心配ではありますが、それまでは平穏に走ってくれるものと思います。

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