続・電車リレーしてみた。

前回はコチラ

安房鴨川での乗り継ぎは絶妙を極めましたが、館山はなんと40分待ち。フリー乗車券利用だったので、駅前のお店で昼食をとりました。大回り組、残念だったな!

そしてここには曰く付きのあのポスターが…

うおー
存在は知っていても実物見ると怒り湧いてくるわ…。 

いや、系統分割そのものに反対するわけではありません。が、ある意味では改悪となってしまった現状をさも良くなったかのように見せるのは違うでしょう。現実をしっかり認識し、「君津駅で総武快速にスムーズにお乗り継ぎできるので、利便性は損なわれません」くらいにとどめておいたほうがいいのではと思います。

ちなみに隣にはこれまた怒りを覚えるポスターが…

土休日が安いんじゃなくて平日がクソ高いんだろ!

前置きが長くなりました。さっそく内房線に乗って千葉を目指しましょう。当然ながら行き先は木更津です。

那古船形:4人下車、1人乗車
富浦:5人くらい下車、3人くらい乗車
岩井:1人下車、5,6人乗車
安房勝山:4人下車、1人乗車
保田:40人くらい乗車
 日本寺参拝でもしてきたのでしょうか?小学生と思われる団体が大量乗車してきました。
浜金谷:10人?下車、10人乗車 今度は鋸山登山帰りらしきご隠居集団。
竹岡:1人下車、2人乗車 どうでもいいことですが、竹岡駅は竹岡集落ではなく少し規模の小さい萩生集落にあります。それだけならよくあることですが、内房線は竹岡集落を通っています。なぜ竹岡と銘打っておきながら、わざわざ規模の小さい萩生集落に駅を建設したのか…。
上総湊:4人くらい下車
リレーの現場までもう少しですが、ここで一旦途中下車してみました。待合室には当然のように落書きが…。

鯛が好きなの…?()

1時間後の電車で再び千葉を目指しましたが、確かに君津での乗り換えはスムーズ。6両の乗客を15両で受け取っているので、君津以北の乗客の多さにも容易に対処できそうです。
館山からの普通は10分少々停車したうえで木更津へ向かいますが、これは千葉〜木更津の電車に接続して千葉〜君津を完全毎時2本化する方策なのでしょうか?


今回、房総地区の乗り継ぎを3箇所回って(このあと久留里線に乗車したので、計4回ですね)の感想は以下のようなものです。

安房鴨川:極めてスムーズ
館山:極めて悪い
君津:かなりスムーズ

これをふまえて、ささやかながら改善提案をさせていただきます。

<1>千葉〜君津
内房線系統分割に便乗して千葉〜君津は毎時4本から毎時3本に減便されてしまいました。以前のダイヤからただ館山行き列車を削っただけで、列車間隔が不揃いなのも問題ですが、そもそも千葉〜君津は毎時3本で十分なのでしょうか?せっかく需要の多いところと少ないところを分断して両数の不揃いも是正しやすくなったはずですから、需要の多い千葉〜君津に関してはきちんと列車を確保すべきでしょう。すなわち、列車間隔を揃えたうえで毎時4本に戻すのです。

<2>君津〜館山
君津での乗り換えはきちんと対面ですし、変える必要はないでしょう。千葉〜君津を完全毎時4本化したら、君津で総武快速に接続したあと木更津まで行く必要はないと思いますが。
当区間は、需要の少なさから1時間に1本、4両編成での運転を行います。観光利用を考えて当区間で使用する電車はオールセミクロスシートにしてもいいと思うのですが、まあ現行の車両でも大丈夫でしょう。

で、ここからが肝心なのですが、君津〜館山〜安房鴨川は直通してもいいのではないでしょうか。君津〜館山と館山〜安房鴨川はいずれも4両編成で十分なほどの需要しかなく、系統分割する必要性を感じません。数は多くないでしょうが館山をまたがって乗車する需要も一定数ありますし、館山で系統分割することで発生する折り返しのロスをなくせることもメリットです。不必要な系統分割はしなくても問題ないでしょう。

<3>館山〜安房鴨川
先述のとおり、君津〜館山と通しで運転することを提案します。現在、安房鴨川では普通列車と対面接続していますが、東京・千葉から千倉方面へ向かう需要を考慮して特急との接続に改めては、と思います(この辺はダイヤとの兼ね合いが第一になりますが)。

<4>安房鴨川〜上総一ノ宮
基本的には現状維持で問題ないと思いますが、内房線同様、千葉近郊の利用が多いため系統分割を考えねばならないでしょう。とりあえずは千葉〜安房鴨川の列車はすべて6両編成にしてみてはどうでしょうか?

いちおう最後に、各駅での乗り換えについてまとめておきます。
君津:総武快速と普通が対面接続→現行のまま(普通列車は君津どまりにしてもよし)
館山:おおむね40分で接続→直通運転
鴨川:普通と普通が接続→普通と特急が接続

ご意見、ご感想お待ちしております。

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