在来線で都市間輸送は成り立つのか

2011年3月12日の九州新幹線全通にともない、日中は普通列車が走るのみとなった鹿児島本線大牟田〜熊本。2両編成30分間隔で輸送力は足りているのか確認してきました。


熊本駅では高架化が進行中。いよいよ下り線のホームも出来上がってきました。

2017年デビューのかわせみ・やませみ。いつかはJR九州の観光列車をコンプリートしてみたいものです。

10:01発の鳥栖行き電車。2両目に陣取ります。

10:01 熊本発。エスカレーターに近いということもあってか席は8割ほど埋まり、立ち客も多数です。
10:04 上熊本着。2人下車,21人乗車
。身動きが取りづらくなるほどの混雑になりました。
10:07 崇城大学前着。31人下車。身動きは取れるようになりましたが、依然混み合っています。
10:10 西里着。40人くらい下車。車内は一気にスッキリとしました。座席も5-6割埋まる程度です。
左のほうを見ると熊本保健科学大学の文字が。2度の大量降車はいずれも大学によるものでした。
10:14 植木着。2人下車。
10:18 田原坂着。乗降なし。
10:21 木葉着。1人乗車。
10:25 肥後伊倉着。乗降なし。
10:29 玉名着。6人下車,7人乗車。

さすがは幹線だけあって駅間が長めです。2両の可愛らしい電車も時速100キロ程度でかっ飛ばしていきますが、それでも揺れが心地いいのはやはり幹線だからでしょうか。
10:33 大野下着。1人下車。
10:37 長洲着。1人下車,1人乗車。
10:41 南荒尾着。1人下車。
10:44 荒尾着。6人下車,1人乗車。

荒尾で発車を待つ813系。毎時2本設定されている当駅始発快速は博多を通り越して小倉の方まで足を延ばします。

10:49 大牟田着。5人下車,3人乗車。

隣の銀水から先、普通電車は毎時1本のみとなります。

三池炭鉱の玄関口の1つとなっていただけあって広い構内の大牟田駅。

ホームの端では屋根が剥げ、柱がむき出しとなっていました。

お、デートちゃんだ。

熊本〜西里間でかなりの混雑は見られたものの積み残しが発生するほどではありませんでしたし、2両編成30分間隔という輸送力は需要に見合ったものであると言えそうです。ただ、とはいっても大学輸送の混雑はかなりひどいので豊肥本線あたりから植木まで直通する列車があってもいいのかなと思います。

幹線といえども地域輸送になるとそこまでの需要はない、という現実を突きつけられた感じがしました。

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