未来の扉

新線建設案が持ち上がっている九大ですが、その玄関口の九大学研都市駅ではある試みが行われています。日本全国見回してみてもここだけでの挑戦ということで旅の合間にやってきました。


その試みとは新型のホームドアの実証試験。これまでホームドアはその重さのために導入が進んでいなかったところがあり、このモデルはバータイプとすることで大幅な軽量化を図っています。

向谷実氏が手を組む姿から思いついたこのモデル。強度の問題でプロトタイプとは大きく異なったかたちとなってしまいましたが、それでもいわば素人の思いつきからホームドア界の革命が起こったのは驚きです。

実証試験だからなのか、ドアの格納部は内部を覗くことができます。

九大学研都市駅 ホームドア

ドアの位置をずらしているようでドア同士を重ねることができ、可動部を広くとれる構造になっています。プロトタイプの重なり合う姿も見てみたいところではありましたが、その魂がきちんと継承されているようでホッとします。
ドア開閉時に音楽を奏でるのは発案者が向谷実氏だけありますね笑

現在は下りホームだけですが来年には上りホームにも設置されるというホームドア。今のところ問題は発生していないようですし、全国に広まる日を望みます。

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