オホーツクと大雪

網走でしばし観光したのち、本日の宿泊地旭川に向かいます。

石北本線系統の特急は3月の改正で一部列車が旭川止まりになり、名前もオホーツクから大雪に変更されました。せっかくダイヤ改正直後なので大雪に乗りたいと思っていましたが、夕方の便はオホーツク1本しかなかったため泣く泣くオホーツクに乗車…。もっとも、車両は変わりませんし、違いといえば旭川でライラックに接続するかしないかくらいなのですが…。

HETのロゴがいい味出してます。

ちなみに、3号車はグリーン車と指定席が半両ずつになっており、指定席などプチ個室感覚を味わえます。オホーツク・大雪で指定席を取るなら絶対にここを選ぶべきでしょう。同じく指定席の2号車は一部自由席ですし。

そして今回私が乗車するのはこちら。

ドアが後方一ヶ所にしかないため定員数がかなりアップしているこの車両。ファン的にはそれだけじゃなく…

前面かぶり付き席!

ただ、お察しのとおりここは自由席。せっかくならグリーン車かせめて指定席にしておけば、と思うのですが…。ちなみにこの座席からの眺めはこんな感じ↓

観光客は指定席を取っているのか1号車は1人のみの乗車で網走を発車。北見で増えてくれることを願うばかりですが…。
ですが思いとは裏腹に女満別2人乗車美幌1人乗車と乗客はほとんど増えません。それにしてもこの辺りは特急が隔駅に停車していくんですね…。

日もすっかり落ちてしまった中、列車はひた走り周辺で最大の人口を誇る(とは言っても12万人程度なのですが…)北見に到着しました。1号車には7人の乗車でしたが、中央部では指定席、自由席ともに15人ほどの乗車があったようです。車内が一気に賑やかになりました。
次の留辺蘂では北見からの乗客が1人下車。北見・留辺蘂周辺は住宅がそこそこあり、駅も多いので普通列車を増発してもいいと思うのですが…。

ここから列車は1つ目の難所である常紋峠越えに挑むわけですが、旧型特急は期待を裏切らず(?)空転。無事に遅延のはこびとなりました。さらには安国で列車交換もないのに停車。なんじゃこりゃ…。

3人下車、3人乗車の遠軽でスイッチバックすると、2つ目の難所の石北峠に向かっていきます。 駅も少なく快適〜と思っていると、瀬戸瀬手前で緊急停車しました。原因は鹿とのことしたが、それにしてももうちょっとソフトに止めるわけにはいかないのですかね…?ガタンと止まったおかげでペットボトルのお茶とカメラを落としてしまいました…。
丸瀬布では1人下車。意外と地域内利用が多い感じがします。
と、丸瀬布を出たところで再び緊急停止。鹿が線路に立ち入る理由はレールの鉄を舐めに来ているから、ということを聞いたことがありますが、さすがに傍に鉄剤などを置いて線路立ち入りを防止するのは非現実的でしょうか。

空転と2度の緊急停止で遅れ気味だからなのかわかりませんが、列車は上越信号場で貨物と交換。いよいよゴールが近づいてきました。

新旭川で宗谷本線と合流し、旭川に到着。4人下車しましたが、逆に16人も乗車。さすがは北海道の大動脈ですね。

奥にライラックが停まっています。

早く宿に入って休みたいところでしたが、少しだけ待ってスーパー宗谷を見ることに。

待っている間に到着したライラック。元スーパー白鳥の車両だけにSOYAの文字に違和感を覚えます。

宗谷本線のキハ261は他地区のものと比べてゴツい印象。北海道の車両の中で最も好きなので、どこかでは乗りたかったものです。ちなみに、この列車にも多くの乗車がありました。

やっぱり綺麗だね

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