2号線の問題点【前編】

当ブログではこれまで、1号線に未来はあるかというタイトルで千葉〜県庁前の今後についていろいろ考えてきました。ここでは1号線から少し離れて、安泰な2号線について考察してみようと思います。

<1>昼前下りの乗降観察

県庁のほうで所用を済ませ、市役所前10:52発の電車に乗車。3人降車し、5人乗車しました。(以下の記録は全て前方車両でのものです)

ポイントをゴトンゴトンと渡って千葉駅に到着。13人下車、45人くらい乗車とさすがに乗降が激しいです。ちょうど学校が春休みなのか親子連れが多く、動物公園に行くのを楽しみにしているといった会話が聞こえてきます。子供だらけで騒がしい車内がすでに動物園
千葉公園では8人下車の2人乗車。普段はパッとしない駅ですが、行楽客の多い今日は必然的に利用が増えます。動物公園目当てと思われた親子連れも一部がここで下車しました。

作草部1人下車,1人乗車天台4人下車,1人乗車穴川1人下車と、比較的混雑したまま進んでいきます。とりあえず、私の目の前にいる男の子がこんな変なおじさんの真似をしないことを願うばかりです…。
スポーツセンターで3人下車,6人乗車すると、いよいよ本命の動物公園に到着です。案の定33人も降車し、車内はガラ空きになりました。にしても残ったの10人だけって…。

みつわ台では4人下車,4人乗車。大きく左にカーブを切って都賀に向かいます。
都賀はやはり乗り換え客が多く、4人下車に対して乗車は13人。座席が埋まるくらいの程よい乗車率でラストスパートです。

桜木4人?下車,3人乗車小倉台3人下車,1人乗車千城台北3人下車とそこそこの入れ替わりを経て、終着千城台に到着。残っていた乗客がわらわらと降りていきました。

<2>理想的な千城台駅

2号線の終点として長らく存在感を保っている当駅ですが、実はなかなか理想的な立地だったりします。
というのも…

駅とショッピングモールが繋がっている上に、すぐ下のバスターミナルから東京情報大学など各方面へ迎えます。さらに言えば、ショッピングモールの駐車場を利用することでパーク&ライドも可能です。1号線で盛大にやらかしている割には良い構造をしているな、と思います。ちなみに、ショッピングモールの反対側には高校が存在しており、その点でも理想的な立地です。

自転車の停止線がわずかに前に出ているのが好印象。

…と、さんざん褒めておいて貶めるのもなんなのですが、この駅には欠点が1つあります。
それは名前です。
皆さま、千城台の1つ手前の駅の名前を覚えているでしょうか?そう、千城台北駅。一文字違いで、しかも「千城台」までは完全一致です。実際、先ほどの電車では千城台北を千城台と勘違いして誤下車しそうになった乗客がいました。

いや、名前が似ているだけならまだいいのです…。もっと問題なのは…

ここも千城台北じゃね??

地図の中央やや下に千城台駅がありますが、そのすぐ上のところ、ちょうど先ほど紹介したショッピングモールがあるあたりがまさに千城台北。住所が千城台北で最寄駅が千城台駅となったら乗り間違いが続出しそうです。
対策としては千城台北駅を名称変更すること。ただし、あのあたりは千城台と小倉台の境の特筆点がないようなところで…。強いて言うなら植草学園前(前にあるとは言っていない)とかでしょうか?この辺は駅間の比較的短い新交通システムの悩みの種…。

<3>昼前上りの乗降観察

千城台駅の観察を終え、11:40発の千葉みなと行きに乗車します。

もう2度と延ばされることのない線路を眺めて

特筆することもないのでひたすら列挙していきます。

千城台:18人乗車
千城台北:10人乗車
小倉台:2人下車,2人乗車
桜木:2人下車,1人乗車
都賀:8人下車,7人乗車
みつわ台:3人乗車
動物公園:8人下車
スポーツセンター:2人乗車
穴川:1人下車,2人乗車
天台:1人下車,7人乗車
作草部:1人下車,12人乗車
千葉公園:1人下車,14人乗車
千葉:50人くらい下車

ここで下車しました。

全体としてみると、上り方向でも動物公園での下車が多いこと、穴川から千葉にかけてどんどん乗客が増えることがわかります。
こんな結果を踏まえた上で、次回はちょっとした考察を書こうと思います。

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