広電は限界か

無事広島駅に到着し、広電で市内中心部に移動します。

うーんなかなかゴチャゴチャしているな…

最初、5号線以外の乗り場がどこにあるのかわからず、降車ホームから発車するのかとさえ思ってしまいました。なんとか発見して乗り込みましたが、30メートル級車両にもかかわらず車内は満杯。座れないのはまだしも、前後移動の多く発生する路面電車で通路が埋まっているのは致命的とも言えます。私などは広島駅で言われた「車両後部は混雑しておりますので前の方にお乗りください」の言葉につられて一番前に乗っていたためなおさらでした。
八丁堀や紙屋町など繁華街の電停では遅れてしょうがないな…と思っていると、面白いことが起こりました。なんと車両後部の乗客が後ろのドアから降り、前のドアまで来て乗車賃をボックスに入れて去っていくではありませんか!合理的といえば合理的ですが、これでは信用乗車と一体何が違うのか…。この分だとホームに簡易ICリーダーを設置して半信用乗車にしてもいいような気がします(その場合はせめてSuica等と互換性がないと効果半減ですが…)。

そして翌日。旧日本銀行広島支店からの帰りに袋町→紙屋町西でまたまた広電に乗ってみました。車両はGreenmover LEX。短い連接車として市内線に投入されている広電の最新形式です。

前を走っていたのが5両連接GreenmoverMaxということもあってか、昨日のGREENMOVERよりはるかに居心地が良かったです。記憶に残っていることといえば、元西鉄車を魔改造した連接車を見られたことと、紙屋町西で前にぐりーんらいなーが停まっているにもかかわらず突っ込んでいって、一番前のドアだけで客扱いをしていたことくらいでしょうか。

その日の朝には寺町→横川駅で広電を利用。GreenmoverLEXが導入されているとはいってもまだまだ少数派で、このときもやってきたのは元京都市電の単車でした。席が全て埋まる程度の車内でザ路面電車を満喫し、横川駅に到着。一気に時代を下ったかのような感覚にとらわれます。

2線の駅に2系統が乗り入れますから単純、かと思いきや路面電車ゆえのダイヤの乱れで一方の系統が連続して来るなんてこともありますから係員の案内が欠かせません(見ていた限りホームの使い分けはきちんとなされていたようですが)。それにしてもJRからの乗り継ぎ客がとても多いです。一列車あたり4〜50人がピーンと一列に並んで列車の到着を待っています。そのために列車はみな30メートル級の車両が停まれるほど長いホームの交差点よりギリギリに停車します。降車客には動線が長くなってしまいますが、致し方ないでしょう。

広電に関してはちょっとした意見がありますが、それは別記事に譲ることとします。 

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