ゆいレールについて

ゆいレールといえば言わずと知れた沖縄に現存する唯一の鉄軌道。かわいらしいネーミングとデザインで利用者も多いそうですが、個人的には要望(的な何か)がいろいろあったりします。

1つ目は切符についてです。今までは通常の自動改札だったものの、交通系ICカードOKICAの導入に合わせ改札を刷新。QR式の切符になりました。タッチするだけなのですが、通常の改札に慣れた身としては使いづらいものがあります。しかもOKICAは他の交通系ICカードと相互利用不可。こうなってくると改札云々以前に観光立県としての姿勢を疑いたくなります。
とりあえず、一度替えてしまった改札機を再び替えるのは非効率ですから、ゆいレールでもSuica・PASUMO等を利用できるようにすれば問題もさほど起こらなくなると思います。外国人観光客に対しては専用のパスを発売するのが良いでしょう。

2つ目…というかこれはifなんですが…
ゆいレールをHSST方式で建設できなかったかということです。現在、沖縄県は那覇空港~那覇~名護にリニア地下鉄を通そうとしていますが、現行のリニア地下鉄は最高時速70キロなのに対し、計画では100キロと技術面で若干の不安が残ります。これをすでに営業最高時速100キロのHSSTで建設してもよいのではないかと思っているのですが(HSSTだと普通鉄道と直通できませんが、沖縄にはゆいレールしかないので問題ありません)、その際にゆいレールがHSSTだったら首里またはてだこ浦西から既存線に直通し、那覇市街の地下線建設費を丸々浮かせられたのです。ゆいレール単体としても日本跨座式に比べ加速性能、最高時速、曲線の通過しやすさ、いずれも勝っています。
今は無理でしょうが、30年、40年と老朽化が進んだときHSSTにシステム変更、とならないか夢物語を描く次第です。

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