1号線に未来はあるか【その7】意外に多い?休日の利用者

2号線の利用実態について調査してきた同日、実は1号線にも乗車していました。

何とも近未来的な県庁前駅からスタートです(まさかこれが負の遺産だとは…)。 

こんな階段昇れないよ!()

使用されていない2番線は本当に準備工事だけ、という印象です。

駅構内もまさに近未来。失うにはもったいない空間だとは思いますが…。

電車がやってきました。マリーンズのフルラッピング車のようです。フルラッピングは外から見るとカッコ良いのですが、中から景色を見ようとするとスリット状になっていてなかなか難儀するんですよね…。

というわけで10:20発の電車は定刻どおり発車。当然のように5人しか乗車していません
葭川公園では8人乗車栄町では3人乗車、と乗客は着実に増えていくのですが、それでもこの乗客の少なさは…。

千葉駅ですぐに折り返して10:27の県庁前行きに乗車。千葉市科学館に向かうのか、家族連れがけっこう多いように見受けられます。
栄町では3人降車。何もない駅というイメージしかありませんが、何の目的で使っているんでしょうか…。
葭川公園では13人ほど降車(2両目からは9人)。やはり先ほどの読みは当たっていたようですが、それでも車内には多くの乗客が残っています。1号線ってこんなに利用者いるものなの⁉︎
結局、県庁前では16人下車しました。が、うち5人は再乗車しました。どうやら、千葉公園の桜を見に行きたかったのに乗り間違えたとのこと。運転士さんに近くの花の名所を聞き、すぐに折り返し乗車していました。

10:35の千葉みなと行き電車は6人乗車でスタート(2両目)。まあお察しの利用者の少なさだったのですが…
葭川公園で15人乗車。これ2両目だけですよ?1両目も同じくらい乗車していましたから、合わせて30人ほど乗車しました。1号線にこんなに人が乗っていたことがあったでしょうか?(失礼)久々にかなりの衝撃を受けました。
栄町での乗降はなく、千葉駅へ。と、横に2号線の電車が走っていました。

実は、1号線は完全15分間隔に対して2号線は日中12分間隔なので、1時間に1本千葉駅に同着する電車があるのです。無論、利用者が多いのは2号線ですから、1号線の電車は3分ほど待って発車するのですが…。

千葉駅に着くと、少しでも先を急ぐ客が15人ほど下車。と、逆に3人2号線から乗り換えてきました。なぜわざわざ遅い電車に?と思いましたが、2号線の電車は混雑ぎみ。おそらくですが、着席を狙ったものでしょう。なお、2号線の電車が発車したあとは純粋に千葉みなと行きの電車になりますから、同区間の単純利用者が10人ほど乗車してきました
直通需要もありますが、一定数は乗り換えても早く行きたいという思いがあるようです。したがって、対面乗り換えなどの適切な処置をとれば、千葉駅で系統を分割することは問題ないと言えるでしょう。
なお、私は次の市役所前で下車し、2号線の調査に向かいました。 


2号線の調査もひと段落つき、昼ごろの1号線も見てみることに。たぶん千葉駅12:27の電車だったと思います。

栄町:3人降車
葭川公園:6人降車
県庁前:10人くらい下車

葭川公園の利用者がそこそこいるのはまだわかるのですが(春休みを使ってきぼーるに行く親子は多いでしょう)、県庁前の利用が多いのはなかなか不思議です。その名の通り県庁に行く人がいるのかはたまた…。

折り返しの電車は8人乗車でスタート。とは言っても1人を除いてみな乗り間違えの折り返し乗車組ですが…。葭川公園では案の定10人乗車。次の栄町で下車したので以降のデータはありません。

春休み期間だけあって親子連れの利用者が多いですが、それでも満員には程遠いというのが現状。折り返し乗車組も改札を出るわけではないので1号線にお金を落としてくれませんしね。
通勤輸送だけでなく観光輸送もダメとなれば、乗り間違えを防ぐためにも廃止してしまったほうがいいようにも思います。

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