特急しおさいと言えば東京と銚子を結ぶ特急である。最近になって大多数の列車が255系での運行になったが、個人的にはグリーン車も連結している9両編成が走るほどの需要があるのか疑問に思っていた。
去る9月18日、成東駅で待っていると1番線に255系が滑り込んできた。成東駅は国鉄型の2面3線だが、東金線が切欠きの0番線に停まるため、下り列車でも本来上り線用の1番線に停車する(その代わりに成東駅折り返し列車が2番線に停まるのはご愛嬌…)。
と、大量に下車してきたではないか!(たぶん15人程度)
まあ、東京から成東までは1時間ほどであり、都市間移動に利用されているのだろう。一方で、東金線からの乗り換えなど、各号車2〜3人の乗車がある。
さすがは特急だけあって快調に飛ばす。リクライニングをしてみればさらにゆったりでき、快適だ。
最高じゃないか!と思ったその時、列車が急に減速し始めた。次駅への到着案内もないのにどうしたのかと思ったら、松尾駅を通過するのだった。列車交換があるとはいえ、もうちょっとどうにかならないものか。
横芝………乗降0人
八日市場…4人乗車
旭…………6人降車
飯岡………乗降0人
薄々感づいてはいたが、隔駅停車ではないか!飯岡から終点の銚子までは3駅通過だが、旭と飯岡は隣駅であることもあって、もはやそこで通過したところで、といった感じだ。飯岡駅の乗車人数は特急通過駅の松尾や干潟に負ける有様なので、いっそのこと飯岡は通過してしまっていいのではないかとも思う。
あるいは、成東から先しおさいを各駅に停車させるという手もある。事実以前のダイヤでは成東から先各駅停車になるしおさいもあり、所要時間は全区間特急で走る列車と比べて5分しか変わらない。
最後の1区間を走り抜けたしおさいは定刻通り銚子についた。僕の乗っていた号車からは7人が下車したようである。
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