船旅ってサイコウだ

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“あの頃”の雰囲気を色濃く残していた宮崎カーフェリーですが、新造船投入でどう変わったのでしょうか。今回は神戸三宮港から〈フェリーろっこう〉に乗船しました。

フェリーターミナル屋上にて新船とご対面。無骨なフォルムでかっこいいですね。

〈フェリーろっこう〉の名前にあわせて、船内は神戸らしいシックで洒落た空間になっています。エントランスホール中央を広い踊り場が占拠しているのは謎ですが…。

ショップもすっかりスタイリッシュになりました。
ちなみに僚船〈フェリーたかちほ〉は南国をイメージした装いになっています。

お部屋は新造船でぐっと数が増えたシングルをチョイス。必要十分な空間で快適です。


ジャンボフェリー〈あおい〉と入れ替わりで神戸を発ちます。

100万ドルの夜景を眺めながら出航。なんと贅沢なことでしょう。

青一色だったファンネルマークには金色のトビが描かれました。かっこいい。

夕食バイキングは相変わらず茶色い食べ物だらけでした。最高ですね。

お風呂も済ませてのんびりしていると、船はいつしか紀淡海峡に差し掛かっていました。外洋に出て揺れが大きくなると大変です。そろそろ寝ることにしましょう。


翌朝。多少雲がかかっているものの、無事に朝日を拝むことができました。

海を眺めながら優雅に朝食。宮崎行きは到着が8時40分なのでゆったり食べられます。

後は入港を待つだけとなりました。展望サロンは3階と4階の左右それぞれに1つずつ、都合4か所に分かれています。ちょっとした秘密基地みたいでワクワクしますね。

船旅っていつもあっという間に終わってしまいますよね

充実の14時間を過ごし、宮崎に上陸しました。

しばらく眺めているとトレーラーやトラックが次々と降りてきます。この航路は宮崎県にとって、農畜産物を関西、ひいては東京へ輸送する生命線なのです。


神戸の夜景を眺めながら出航し、波穏やかな内湾にいる間に就寝。太平洋上の朝日を拝んで朝ごはんを食べていれば宮崎の大地が迫ってくる。見どころ満載で船旅初心者にも強くオススメしたい航路でした。ぜひ乗ってみてください。


運航:宮崎カーフェリー
区間:神戸~宮崎
本数:1日1往復
※記事の内容は2022年10月乗船当時のものです※

※一部2024年9月乗船時の写真を使用しています。

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