苫小牧駅から新日本海フェリーターミナルに行く

苫小牧駅までやってきました。ここからは新日本海フェリーに乗船して北海道を脱出する予定です。

駅にもフェリーの案内が…ってあれ…?新日本海フェリーの姿がありませんね…(すっとぼけ)

実は新日本海フェリーのターミナルはここから東に30㎞も離れたところにあります。しかも連絡バスは南千歳駅からしか出ていません。南千歳ならば札幌方面からの本数も多く道東からも特急1本で来られて便利ですが、しかし苫小牧を名乗るのに苫小牧駅からバスが出ていないなんて…。

今さら戻るのも億劫ですし(おい)、今回は日高本線の浜厚真駅から徒歩でアプローチしてみようと思います。


ホームに降りると発車標が行先を様似と表示していました。もちろん、日高本線は2015年1月の高波による線路流出で鵡川~様似が運休となっており停車中の列車も鵡川どまり。様似へは代行バス、それも静内で乗り換えが必要になっていますが、それでも様似行としているのは好感が持てます。

2両目が日高本線向けに投入された350番台だったのでそちらに乗ってみます。

勇払を出てしばらく、突然右手に白い巨体が現れました。これから乗る新日本海フェリーに違いありません。

17:18 通常なら出航60分前までにターミナルに着けばいいので鵡川まで行って折り返してきても十分間に合うのですが、いまは夏休みで出航90分前に着かねばなりません。日高本線は初乗車なので鵡川まで乗ってみたいところでしたが、行きの浜厚真で下車します。

北海道あるあるの貨車駅舎。

駅前の道をひたすら西に歩いていきます。

こんなところに海浜公園なんてあるんですね。標識を見るにサーフィンの名所…?
ほう…?

道なりに進んでいくと10分ほどで厚真川に差し掛かります。ちなみに先ほどからちょこちょこ写っていましたが、橋の中央にいる方は私と同じく浜厚真で下車し徒歩でターミナルを目指しているようです。列車内でスーツケースを携えている方を見たときもしやと思ったのですが、まさか本当にそうだったとは…。

(浜厚真駅方向を振り返って撮影)

さらにです。橋の真ん中に達したとき1人の男性が向こうから歩いてきました。先ほど苫小牧東港に到着し、駅へと向かっているのでしょう。実を言うと橋の手前でもスーツケースを抱えた3人組×2とすれ違ってるんですが、しかしこのルートこんなメジャーなんですね…。

川を越えると新日本海フェリーと書かれたコンテナが現れました。
フェリーターミナルの文字も登場。もうすぐだ!

青看のとおり突き当たりを左折すると、こんな看板が現れました。ターミナルこの先なんですけど…。
ここまで来ると他の手に切り替えるのも難しいですし構わず先へ進みます。ってかぼくフェリー乗るから関係者ですよね??

看板の通り右手に進むと…

でっか…

船のお出ましです。新日本海フェリーらいらっく。ここ苫小牧東から秋田を経由して新潟まで、日によってはさらに敦賀まで足を延ばす壮大な船です。

ターミナルと比べてもかなりのスケールですね。

結局駅から20分ほどで着いてしまいましたが道中は街灯も何も一切ありません。ヒグマなど野生動物が頻繁に出没するところだそうでオススメはできません。

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