乗り方がわかりません!!

お散歩を済ませ、バス停に戻ってきました。先ほどはJR佐倉駅からやってきましたので、今度は京成佐倉駅へ向かってみようと思います。実のところ、白銀ニュータウンへの団地輸送はJR駅より京成駅のほうがメインで本数も圧倒的に多いのです。


と、ここでバス停ポールの案内表示に気になる記述を見つけました。

乗車方法の欄には「前扉から乗車し、中扉から降車してください」とあり、先払い方式を思わせます。一方、運賃支払い方法の欄は「運賃は降車の際、運賃表示器と整理券を照合確認の上、おつりのない様に運賃箱へ入れてください」といかにも後払いのような書きっぷり。果たしてこれはどちらが正しいのでしょうか?

もう一度まとめます。
「前扉から乗車し、中扉から降車してください。」
「定期券、それ以外の方は整理券をお取りください。」
「運賃は降車の際、運賃表示器と整理券を照合確認の上、おつりのない様に運賃箱へ入れてください。」
もし、この表示全てにしたがうとすると、現金で乗車しようとする人は、前扉から乗車し整理券を取り、降車の際には運賃表示器と整理券を照合確認してお釣りのないよう運賃箱に現金を投入した上で中扉から降りる、という極めてまどろっこしいことをしなければなりません。果たしてそんな摩訶不思議なことがありうるものなのでしょうか…?


先ほどと同じ車両がやってきました。特段嫌いな車両ではありませんが、せっかく他の車両が待機しているならそちらに乗車したかったところです。

結局、前乗り先払いでした。ニュータウンから中心駅へという路線の性格を考えれば当たり前の結論かもしれません。

14:58:10 白銀ニュータウン発。乗車なし。
14:59:29 白銀三丁目着。2人乗車。
15:00:37 白銀一丁目着。2人乗車。
15:01:39 白銀ニュータウン入口着。1人乗車。
15:02:09 血清研究所入口通過。
15:02:54 順天堂病院着。2人乗車。
15:04:51 佐倉東保育園着。3人乗車。
15:05:42 ハイホーム佐倉通過。
15:06:41 佐倉高校通過。
15:11:05 京成佐倉駅着。10人下車。

あの書きっぷりを見ていると京成佐倉駅から乗る時は中乗り後払いなのでしょうか。もしそうだとすれば行きと帰りで乗車方法が違うわけで、一見さんにはハードルが高すぎます。観光客は乗らなそうな路線ではありますが、もう少しわかりやすいものに出来ないものか…。


運行:ちばグリーンバス
路線:白銀ニュータウン線
区間:(田町車庫~)京成佐倉駅~白銀ニュータウン
本数:毎時2~3本程度
※情報は2018年3月乗車当時のものです※

コメント

  1. よこやま より:

    分かりにくさ…というのは否めないと思います。
    ですが、頻繁に利用する客と乗務員にとっては合理的な面があり、西日本では奈良交通バスの住宅地路線でも採用されています。
    なぜなら、住宅地から乗車する客の大半が駅までである以上、先払いにしておけば駅では2つの扉を開いて一斉に降りることができます。このため、ICカードの機械の設定は駅までがデフォルトになっていて、少数派である途中までの客は過剰に精算されないよう申し出る必要があります。
    反面、帰路は距離制運賃である以上、駅からの乗客は運賃がバラバラです。そこで先払いにすると常に『○○まで』と申し出て乗務員が手動精算することになってしまって、ICカードのメリット(素早い精算など)がなくなってしまい、かえって時間がかかります。
    そこで行きと帰りで精算方法が分かれているというわけです。

    • ばか者 より:

      ご指摘の通り普段使いの方やバス会社にとってメリットの大きい方法だと思いますし、その方法で問題ないとは思います。
      ですが、いかんせん白銀ニュータウンバス停の案内ではどちらの乗り方についても説明しきれておらず、第三の乗り方を示しているとしか思えないのです。あまりないこととは思いますが地元の方以外が訪れたときのために、案内を見ればどう乗るかわかるようにしておくことは必要だと思います。

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