宮古島の北西に位置する下地島には、パイロット訓練用の飛行場が建設されました。この下地島空港は2019年から本格的に旅客化され再出発を切ったのですが、新たに整備されたことから特徴的なつくりをしています。
一般的な空港の場合、旅客ターミナルの前にはバスやタクシーの乗り場が並び、その奥に駐車場が設けられているでしょう。ところが、下地島空港ではそれらはどれも少し離れたところに追いやられています。

では下地島空港の旅客ターミナルの正面には何があるのか。なんとレンタカー専用の駐車場です。普通ならバスやタクシーが並ぶであろうまさにその場所に、各社の貸出車両がズラリと停まっているのです。

国内線の到着口を出たところにはレンタカー各社の窓口があり、流れるようにクルマを借りられます(※一部会社はチェックインエリア内にカウンターを設置)。
観光利用メインかつ公共交通が貧弱な島ならではの構造に感動を覚えました。


旅客ターミナルもまた珍しい構造をしています。チェックインエリアは高い屋根で開放感を演出しているものの、カフェとお土産ショップが1つずつあるのみで思いのほかスペースに余裕がありません。

というのも下地島空港では滞留スペースが保安検査を抜けた先に固まっているのです。保安検査の混雑を避けるため、なるべく早く検査を済ませるよう促す狙いなのでしょう。
コーラルポートラウンジと名付けられたこの空間を活かすため、国際線の搭乗ゲートはこのラウンジからさらに保安検査を抜けたところにあり、都合2回保安検査を受ける必要があります。

コーラルポートラウンジは水に取り囲まれており、水上ラウンジまで設けられています。あいにくの曇り空でリゾート感はいまいち感じられませんでしたが。


さて、そうこうしているうちに搭乗時刻となりました。

ボーディングブリッジはないため地上を歩いて飛行機まで向かいます。南国感ある小径になっているのがよきです。


当初はジェットスターの成田線しかなく少々利用のハードルが高かったものの、翌年からスカイマークが就航し、那覇線も開設されたことで使える場面も増えたように思います。

13:50発スカイマーク546便はほぼ満席で那覇へと飛び立ちました。


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