春秋航空日本搭乗記~外資系のLCCも日本流…?~

春秋航空日本(スプリングジャパン)はその名の通り春秋航空系の格安航空会社です。2017年には顧客満足度調査のLCC国内線部門で2年連続首位となる一方、同年末には18年1月16日以降の航空券が発売されないなんて事態も発生していましたが、どのような会社なのでしょうか。

スプリングのカウンターはターミナルに入ってすぐのところにあります。自動チェックイン機にQRコードをかざして搭乗券を発行し、出口で手荷物を計量。予約時に申請した重量を超えるぶんについては超過料金が発生します。空港カウンターで支払う超過料金は予約時に支払うそれの倍額ですので、オーバーしそうなときは確実に予約の段階で支払っておきましょう。

お土産は今いらないしお腹も空いてないからとすぐに保安検査場を抜けたところ、なんと制限エリア内のショップはどこも休業中。まさか飲み物しか手に入らないなんて…。

今は亡きバニラエアを利用したときと同じく、搭乗は本館からバスで移動することとなります。一度はサテライトのほうも使ってみたいな…。

すこし離れたところに各社の飛行機がとまっています。
ちょうどスプリングがやってきましたが、これが今回乗る機材でしょうか。

スプリングの機材はLCCにありがちなエアバスではなくボーイングの737-800。親会社の春秋航空もエアバス機を導入しているのになぜ?と思うかもしれませんが、これはボーイング機が多く導入されている日本でパイロットを採用するのに有利なためだそうです。

11:23 一般搭乗が始まり、監獄()の入口にズラリと人が並びます。超ガラガラという状況ではなさそうで少し安心しました。

飛行機までは前述のとおりバスで向かうのですが、機体を目の前にして停まってしまいました。機体の確認が理由だと言いますが5分ほど待たされたでしょうか。

間近で写真を撮れたのは不幸中の幸い…?

11:49 出発
12:05 離陸
12:13 ベルトサイン消灯

機内放送で感染症対策のため機内販売をグッズ、水(エビアン)、カップめんに限定すると告げられました。スプリングでは機内で嬉野茶が飲めると聞いて楽しみにしていたのですが…。
それにしても放送が日中英の3言語なのがなんとも春秋航空系らしいです。

機内は通路の両側に3席ずつが並ぶというオーソドックスなスタイルですが、真ん中の席に座っている方は見かけません。2人組で窓側と通路側というのも見ましたし、中央の列は感染症対策で販売していないようです。

通路側の座席だったこともあってフライト中はひたすら虚無の時間を過ごしました。嬉野茶といいリベンジ必至ですね…。
(ちなみに佐賀空港の着陸ルートは空港付近をぐるぐるとまわる複雑なことで有名でしたが、2020年3月26日より有明海上からアプローチする新ルートが利用できるようになり悪天候時以外はそちらをとるようになりました。)

12:51 ただいまをもって機内販売を終了するとの放送が入りました。
13:17 ベルトサイン点灯
13:41 着陸(けっこうハードめな着陸で冷や汗かきました…)
13:45 到着

コロナ禍という特殊な状況ゆえはっきりとした判断は下せないものの、サービスが悪いなという印象は受けませんでした。外資系でも日本のLCCは日本のLCC…なのかもしれません。

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