新しいさるびあ丸のトリセツ

この夏、就航3年目の〈さるびあ丸〉が推進システムの不具合で速力を落としたため、東海汽船の各島航路(竹芝~大島・利島・新島・式根島・神津島)は変則的な運航を余儀なくされました。なかでも7月16日出航便は竹芝を出航後、大島すらすっ飛ばして神津島に直航するというぶっ飛んだダイヤ。気付いたら乗船予約が生えていました…。

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そんなわけで竹芝客船ターミナルへ。3連休の最終日前夜とあって繁忙期にしては賑わいがないように見えます。

外に出ると〈さるびあ丸〉がせっせとコンテナを積みこんでいました。

22時30分、三宅島・御蔵島・八丈島方面の〈橘丸〉が一足先に出航していきます。あちらもいつか乗ってみたいですね。

ほどなくこちらも乗船の時間を迎えました。納涼船の提灯が光ってます。


相変わらず効率重視で遊びのない階段周り。長距離フェリーに慣れているとちょっと窮屈にも思いますが、島のライフラインという感じがしてこれはこれでいいなぁと。

代わって寛ぐスペースとなっているのが外部デッキです。ベンチやテーブルも設けられていますが当然供給不足で、各所でレジャーシートを広げて宴会が開かれていました。…ここに自分の居場所はないですね船内に戻りましょう。

特2等は一般的なカプセル寝台になっていました。枕元には貴重品ロッカーもあり、先代と比べると快適性は雲泥の差です。

こちらは席数を大きく減らした2等椅子席。小柄な私ではフットレストに足が届かないほど広いシートピッチでなかなか悪くありません。座面がツルツルで滑ってしまうのが難点ですが、貸し毛布を敷けば解決しました。貸し毛布は大きいので巻きつけるようにすれば1枚で事足ります。

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