6月よりついにサービスを開始した静岡市シェアサイクル“PULCLE”。さっそく利用してきました。
まずは清水で下車。東口のポートに向かいます。
すっからかん、、
台数がまだ十分でないのか日中は出払っていることが多いようです。
10分弱歩き清水区役所のポートで自転車を発見しました。ワイヤレス充電に対応しているのが特徴的ですが車種自体はHELLO CYCLING標準の電動アシスト車。レンタル方法も他所と変わりません。
そのまま道なりに南下していくとほどなく左手にエスパルスドリームプラザの観覧車が現れるのですが、その奥の港の一角に三保羽衣ラインという水上バスの乗り場があります。陸路だと大きく南に迂回する必要のある三保半島の先端へ直行でき、しかも無料で自転車を載せられるのだとか。これは乗ってみるしかありません。
乗船券は手前の建物内にある券売機で購入します。運賃は1回400円。当航路は日の出(現在地)～三保～江尻(清水駅東口)～日の出と3点をぐるぐると循環していますが、三保を経由して江尻まで戻ってきても400円です。ただし、再びここまで戻ってくる場合は周遊券(800円)となるよう。
なお、乗り場のすぐそばにもポートがあるので、どうしても自転車を船に乗せたい…！という方でなければこちらで返却したほうがいいでしょう。なにせ三保まで船に揺られている間に料金70円上がってしまいますので…汗
大阪の渡船みたいな可愛らしい船がやってきました。乗組員に行先を確認されたのち、後ろ側(オープンデッキ)の乗り口から乗船しました。おそらく人だけのときは前方の窓のある区画から乗りこむのでしょう。
自転車はどうすればいいのかなと思ったら反対側のトビラのあたりに立てかけておいてとのこと。倒れる危険性があるので自転車には近づかないでくださいなんてアナウンスも入るくらいには安定感がありません笑
船前方には窓付きの区画がありますが乗客はみな後部デッキにおり、こちらにいたのは乗組員1名のみでした。
10:55 日の出発。乗降なし。江尻でも乗船があったようで、現在乗客は5人です。
釣り人の奥に富士が見えてきました。清水と西伊豆の土肥を結ぶふじさん駿河湾フェリーは観光利用が主体だそうでしばらく運休していましたが、7月より運航を再開したとのこと。ぜひ一度乗ってみたいですね。できることならPULCLEも載っけて沼津へ拉致…
右手前方に日本軽金属の清水工場があると案内放送が入りました。アルミニウムの原料であるアルミナの生産をおこなっているそうです。
工場の影を出ると、外洋の影響を受けるようになったのか急に大きく揺れ出しました。自転車も倒れこそしなかったものの左右に揺さぶられます。まさかとは思うけど海に落っこちないでくれよ…？
11:10ごろ 三保着。2人下船,6人乗船。こちらには切符売り場がないため乗船時に乗組員から直接乗船券を購入するようです。
この三保羽衣ラインは7月から運航ルートを江尻→三保→日の出→江尻と改め、清水駅から三保半島へ直行できるようにしたそう。まわる向きを逆転させて利用状況に変化はあったのでしょうか。改めて調査してみたいところです。
さて、ここからどこへ向かいましょうか。
運航:エスパルスドリームフェリー
路線:三保羽衣ライン
区間:江尻→日の出→三保→江尻
本数:平日毎時1本/土休日毎時2本
※情報は2020年6月乗船当時のものです※
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