三国で下車した私は東尋坊を訪れてみることにしました。
乗車するのは京福バス84番。東尋坊を経由したのち、あわら湯のまち、芦原温泉へと向かうようです。芦原温泉~あわら湯のまち~三国~東尋坊としたほうが素直な感じがするのですが、なぜこのようなルートになっているのでしょうか。
ともあれバスは駅前通りを抜け、岸壁沿いを走っていきます。
三国港駅前を過ぎ海沿いに出た途端、水面の色が白に変わりました。
絶え間なく波が襲ってきては砕け散っているのです。おそらく初めて目の当たりにした冬の日本海に絶句するよりほかありませんでした。
東尋坊で下車。まずはバスの車窓からも見えていた東尋坊タワーに行ってみます。
ドアの細さが古さを感じさせるような…(?)
メインストリートにぎゅぎゅっと店が詰まっている東尋坊の町並み。つかやっぱり海の白い部分が多いような…
ぐるっと一周したところで地上に戻り、いよいよ東尋坊の断崖に向かってみます。
やっぱり海面が真っ白…。ところでこの写真には遊覧船の乗り場が写っているのですが皆さまどこだかわかりますでしょうか?
波かぶっとるやんけ
冬季はさすがに全面休航だそうですが、訪問した2月は海面の状況次第で運航する場合もあるとのこと。とはいえ正直なところ、ここから船に乗る姿を想像できません…。
訪れるの初めてだったので全く知らなかったんですが、東尋坊って断崖絶壁にありそうな柵みたいなのがほとんどないんですね。散策路からそのまま岩場に続いていく。
足元や波の状況に注意しつつ岩場の先端付近まで行ってみました。けっこうな高さのはずなのですが相変わらず波しぶきが襲ってきます。
散策路まで戻ってきて三国側へぶらついていると、下の方へ続く道を見つけました。ちょっと行ってみましょう。
みるみるうちに隣の崖がでっかく見えてきます。さっきまであの上にいたはずなのに…。
無事?ほぼ海面の高さまで来られました。
押し寄せる波は湾口の岩場に当たって砕け散るのですが、その迫力たるや崖の上にいたときとは比べ物になりません。少々天候も悪化しているようだったのですぐに引き返しました。
雨宿りがてらカニ汁をすすったら三国へ戻ります。
東尋坊では1人下車,1人乗車。継続して乗車する方も1人おり、現在乗客は2名です。
5分ほどバスに揺られ今度は三国港駅前で下車。他の乗客2人はどちらも乗ったままでした。
駅前というには近いような遠いような…。とはいえバス停のすぐそばに踏切があるのでホームまで特別大きな迂回はありません。
運行:京福バス
系統:84(芦原温泉方面)/85(三国方面)
区間:三国観光ホテル前~三国駅~東尋坊~あわら湯のまち駅~芦原温泉駅
本数:平日毎時1本/土休日毎時2本
※情報は2020年2月乗車当時のものです※
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