二入の隧道探索を早々に切り上げ、駆け足でやってきたのは辻森バス停。
というのも、木更津駅から峠を越えて鴨川駅まで向かう急行バスがこちらに停車するのです。この急行バスは二入集落も通るのですが、あの規模ではさすがに停まってくれないようでこちらまで急いで来た次第。
もっとも、バス停の前には郵便局があるだけで見た目には二入より利用なさそうです。
12:20:** 辻森発。すでに4人乗車していました。
12:22:37 宿原着。1人下車。
12:25:03 下の台通過。
「走行中はシートベルトの着用をお願いいたします」
高速道路を経由しないバスでこの放送はなかなか新鮮です。
12:28:08 ロマンの森共和国通過。
12:28:34 サン・ラポール通過。
コミュニティバスの車両が駐車しているのが見えました。
12:36:41 長狭中前着。1人乗車。
12:39:51 主基駅着。5人乗車。
12:44:24 追分着。1人下車。
12:48:31 福祉センター前通過。
12:50:37 鴨川市役所入口通過。
12:52:58 安房鴨川駅着。5人下車,1人乗車。
残る4人はおそらく亀田病院目当てでしょう。
便の問題もあるでしょうが、観光客と思われる方は見えず地元民ばかりのようでした。この路線は木更津駅で各方面への高速バスと乗り継ぐことも念頭に設定されたといいますが、木更津金田BTができた今わざわざ急行バスに乗り継ごうとする観光客はいないのでしょう。一方で2004年から全便が亀田病院へ、そして2014年にはイオンモール木更津へと延伸されたように地元利用にシフトしてきており、むしろ需要は安泰とも言える状況。車両も高速格下げ車から普通の路線車になりましたし、急行バスは観光高速バスから生活路線バスに生まれ変わったのです。それでも「シートベルトをお締めください」の放送を残しているのが推せますね。
運行:鴨川日東バス
路線:木更津鴨川線
区間:イオンモール木更津~亀田病院
本数:5往復※乗車当時
(2018年1月乗車)
コメント
実際のところこの車にシートベルトは装備されているんですか?
名古屋市営バスだと高速1系統用に「普通の路線車だけどシートベルト装備」という車がありますが、制限60の名古屋高速しか走らないので特に放送はないし、そもそも立席で乗車できます(つり革につかまって高速道路を行くというのはなかなか独特なものです)が、この路線もそういう感じなんですかね。でも一般道しか走らないのにシートベルトの放送があるとは律儀な……。
実はもう1年以上前のことなので記憶があやふやなのですが(汗)、たしか装備されていなかったと思います。少なくともシートベルトを着用した記憶はありません。
それにしても立席でも乗車できる都市高速を走る路線バスって名古屋にもあるんですね…(以前福岡のものは記事にしたのですが)。次バス停の接近放送も長崎バスだけでなく奈良交通でもやっているとのことですし、バス界は珍しいと思ったものが意外と各地に存在しているんですね。興味深いです。
シートベルトが有るかどうかは分かりませんが、首都高湾岸線東京港トンネルを走行する
大森・大井町ー船の科学館の一般路線用京急バスを撮りたいのですが、なかなか時間が合わず撮れません。
バス後部の行先表示機に「60km走行中」ってのを見たのですが、その時はカメラが無く断念。
西行は国道トンネルが出来たので首都高は通らなくなりました。
東行きも近々トンネルが開通し、国道トンネルを通るのでそれまでに撮影できたらと思っています。
東行きの国道トンネル春には開通してしまうんですか…。燃料電池バスが投入されると聞いてその後でもいいかなと思っていましたが、早めに訪れておきたいですね。