美術館は産業遺産!

煙害対策から瀬戸内の小島に開設された犬島精練所。銅価格の大暴落により操業わずか10年でその歴史に幕を閉じました。この精錬所の遺構を活用しオープンしたのが犬島精錬所美術館です。

来るつもりはなかったのですがやはり煙突を見てしまうと気になってしまい入ってみることに。

なお、チケットは犬島港そばのチケットセンターで購入できます。家プロジェクト、くらしの植物園とあわせて2100円。滞在時間的に他の二か所はまわれそうもないので単独のチケットがないのが余計に効いてきます。

港から美術館までの道のわきは小ぎれいに石組みされていましたが、一部崩れ去っているところも。いつの被害なのでしょうか…?

さすがは美術館。表札も凝っています。

赤茶けた柵の一角が開いていたのでそこから入場。ちょっとセキュリティガバガバなんじゃ…。

中に入ると黒光りした壁が迎え入れてくれます。

こんなところに松。生命力すごいですね。

なにか門のようなものがありました。積み出し拠点って感じじゃないですしなんでしょう…?

需要があるのかわかりませんが煉瓦積みを
ただただ美しいです。
なんかお城みたいになってきました(笑)
賽の河原的な…?

坂を上っていくと右奥に暗闇への入口が見えてきます。この入口の前で待っていると順に館内に案内されるようなのですが、今回は時間がなかったのでカットしてしまいました…。他の2施設とともに再履修したいところです。

ということで偶然見つけた登り口から精錬所跡の見学ルートへ。

建物上の展望スペース?へ。なんともいいお天気ですね。さすがは晴れの国岡山です。

いよいよ精錬所の核心部?に迫っていきます。

残存状況はかなりよいですが、なかにはボロボロに崩れ去っているところも。
なんかまた雰囲気が変わってきたぞ…?
またくだるようです。
奥から2個目のアーチにはロープがなかったので少し中に入ってみました。
…が門番のごとくハチが現れ早々に退散することに。
なんだかアスレチックみたいですね(
左側の煙突のてっぺんには猛禽の姿が。
すごいバランス感覚ですね…
どうもこの奥のところにゴミを捨てていたらしいです。
足元が急に赤っぽくなりました。
なんやこれ…
海沿いまで下りてきました。水上バイクの集団はどこから来たのでしょうか?

20分ほどで遺構ゾーンから脱出。

エントランスゾーンで余韻を楽しみつつ、美術館を後にしました。


お天気に恵まれたこともありデトックスとでも言うんでしょうか、すっかり心が浄化されました。
ただ精錬所遺構を見るのはおそらく初めてで、どこの部分がどんな働きをしていたのかどうしても気になってしまいます。音声ガイダンス借りときゃよかった…。

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