イブニングライナー

広島旅行の帰り、友人とイブニングライナーに乗って帰ることにしました。

東京から上野東京ラインで上野に移動。ライナー券を購入します。どこまで乗っても410円なので降車駅表示がないんですね。定額制は不公平感が出るので料金を2段階程度に分けてもいいと思いますが、余計な表示を省くことができるのは利点かもしれません。

 ホームに降りると新AE形が停車しています。京成本線経由、って書いてあるのがなんともいいですね。

意外にも新AE形は初乗車です。まあスカイライナーは千葉県内停まってくれませんからね…。
以前、新AE形の座席は硬い、と聞いたことがありました。座ってみるとたしかにクッションは薄っぺらいのですが、リクライニングをしただけで一気に疲れが取れました。立つと座る、リクライニングできないとできる、はこんなにも違うんですね。

乗車率40%くらいで上野を発車するとすぐに急カーブの連続になります。軋む音が少しうるさく感じますが、こればかりは致し方ないでしょう。日暮里では専用ホームからの乗車となりますが、ここでもライナー券を確認していました。せっかく全席指定にしているのなら車掌が車内を巡回してもいいと思うのですが…。
千住大橋で先行の普通を追い抜き、青砥着。反対側のホームには快速が到着し、浅草線方面からの需要を確保します。…と、快速が発車していきました。ライナーが検札のぶん停車時間を取らなければならないからですが、下位列車に抜かされるというのは…。結局、高砂で快速を待たせて通過しましたが、どうせなら青砥を同時に発車し、快速が高砂に停車している間にライナーが先行すれば合理的な気がします。

上野発車からわずか30分で船橋に到着。短すぎるような気はしましたが、じゅうぶん疲れは取れました。後続の列車は、と電光掲示板を見上げると快速の文字。てっきり東中山で普通でも抜かすのかと思っていましたが、そうではないようです(このダイヤは11/19のダイヤ改正でも変わっていません)。

仕方がないのでコンコースに下りて券売機を見ることに。ライナーの発車時刻近くになるまで発売しないらしく、全く人が寄ってきません。

上野がのけ者にされているのがなんとも…

快速に乗ってほどなく津田沼着。千葉線の時刻は…と時刻表を見ると2分前に行ったばかり。さらに、次の列車は上野始発。なんとこの列車、イブニングライナーが発車する3分前に上野を出発し、千住大橋でイブニングライナーを待避した列車なのです。船橋まで快適に移動した意味は何処へ…。
解決策の一つとしてはイブニングライナーを津田沼に停車させることですが、船橋でさえ有効長ギリギリで突っ込んでいるのに待避設備のある津田沼に停めるのはさすがに無理がありそう。結局は前述のとおり、東中山で普通を待避させるようなダイヤを組むのがベターに思います。イブニングライナー通過駅でもライナーを利用できるようにするためには下位種別を待避させておくのが有効でしょう。実際に八千代台ではそうしています。

ライナーで吹っ飛んだ疲れを再びまとい家に帰着。わかしおやさざなみが海浜幕張に停まってくれればいいのにと思いました。

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