「空港アクセス船の可能性」で、幕張新都心〜羽田空港の高速船の幕張側乗り場は浜田川河口付近が良いのではないかと述べました。今回は、実際に浜田川河口に桟橋を建設できるのか調査してみたいと思います。
浜田川の河口近くにやってきました。川沿いの道は二段構えになっていて、私は下の段にいます(上の段は幕張メッセのライブ客の動線になっており、動きようがありませんでした…)。
目の前に見えているのはメッセの連絡通路。幕張メッセはこの右手にあるのですが、クソ高い駐車場が川向こうにあるため川を一跨ぎする立派な通路が設置されているのです。
前の記事で述べたように、羽田空港〜幕張新都心の高速船はオリンピック時の選手輸送も担いたいので、この辺りに桟橋を設置できればアクセスの良さは格別です。
嬉しいことに、この連絡通路から川沿いに降りる階段が設置されており、すぐ近くには川沿いの二段の道を繋ぐ階段もあります(下写真)。
ならば桟橋建設地はここで決まりじゃないかと思われるかもしれませんが、川幅からして船がここで方向転換できるかはちょっと厳しそう。浜田川の河口まではバック運転となってはもっと面倒くさいので、方向転換が出来なければここに桟橋を建設することは不可能と言えます。
というわけで、川幅の広い箇所を目指して下流へ。まあ当初案も浜田川河口、という話でしたからさして大きな問題ではありません。
もう海に出てしまう、というところで川幅が広くなりました。が、壁沿いには消波ブロックが立ち並んでいて桟橋を建設するのはなかなか難しいことのように思われます。少し手前までは例の”二段の道”の下段が伸びてきていますが、ここに発着させるというのも考えもの。この辺りに桟橋を建設するのは止めた方が良さそうです。
結局海まで到達してしまいました。この先は幕張の浜がしばらく続き、いくら人工海岸とはいえ桟橋を建設できそうにありません。こんなにあっさり計画が否定されてしまうのか…と思った矢先…
なんだアレ???
ホントは続編でこの廃桟橋の探索記事を書こうかと思っていたのですが、先に探索してくれた勇者がいたのでそちらの記事を貼っておきます。
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