cogbe?ecobike?何ソレ?

群馬県のシェアサイクルというと高崎のアレのイメージが強いですが、今年4月より前橋市でもシェアサイクル事業が始まりました。cogbeという愛称が付けられているものの、システムはecobikeなのだとか(ダイチャリとHELLO CYCLINGみたいなもん?)。どういうサービスなのか、実際に利用して確かめてきました。

前橋駅北口を降りて左手に進むと、さっそくポートを発見。クレジットカード決済ならここから乗っていってもいいのですが、現金や交通系ICカードで支払う場合は専用の端末機での手続きが必要ということで、そのまま高架沿いに歩いていきます。

余談ですが、前橋駅のポート立て看板には現金料金も掲載されているのに対し、近くに精算機のない他所のポートではクレカのみの料金表でした。芸が細かい…!

ちょうど再配置してるとこでした。

さて、3分と経たぬうちに前橋駅西側駐輪場に到着しました。半地下階入って左手前の突き当たりにポートと現金精算機が設置されています。

車両1台もいませんね…(手前のは不法駐輪されてる一般自転車)

アプリで会員登録を済ませ現金支払いを選択すると、右下にワンタイムパスワード発行というボタンが出てきます。

ボタンを押して表示された6桁のパスワードを精算機のタッチパネルに入力すると、利用券の購入画面になりました。

回数券は1回100円で額面通り60分以内の利用が可能。60分を越えてしまった場合はこの精算機で超過料金を支払う必要があります(※4回分までまとめて購入できますが、複数回分まとめて1時間以上連続利用することはできません)。再び前橋駅に戻ってこなければならないのはシェアサイクルの特徴をひとつスポイルしているように見えますが、観光利用ならば回遊したのち戻ってくることが多いでしょうから、このスタイルで問題ないのではないかと。

当日20時まで使い放題の一日券もありますが、1000円ではモトをとるのは厳しそうです。

購入手続が済むと、アプリ画面がこのような表示に変わりました。あとはクレカ決済と同様に「借りる」ボタンを押し、自転車のQRコードを読み取るだけ。

駅前のポートに戻って無事自転車を借りることができました。車両は結構バリエーションがあるみたいですが、こちらはなんと回生充電機能付き。モーター音が他の電動アシスト自転車と違っていて不思議な感覚です。

一般車が停まってる…と思ったらこれもcogbeの車両でした。
cogbeに置き換えられる格好で廃止された前橋市コミュニティサイクル“マエクル”の車両が移管されてるみたいです。

ちなみに子乗せ自転車や、リヤにバスケットの付いた三輪自転車もいるらしいんですが、ポートで見かけることはありませんでした。

前橋駅から中央前橋駅へは5分ほど。クレカ決済ならば25円/15分(※1時間まで。以降は50円/15分)と破格も破格なので、使わない手はないでしょう。

おや、このラックどこかで見覚えが…

道草しつつポートを巡っていたら1時間をオーバーしていました。超過料金は、回数券購入のとき同様ワンタイムパスワードを発行→入力すれば精算できます。


回数券の購入などちょっとクセがあるなと感じましたが、全般的には使いやすいサービスといえるでしょう。6月までは試用期間とされているようで、どのような評価が下されるか注目です。

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