191

ついに乗車することができたナナサンマル車。ナナサンマル車は休日のみ東陽バス191番を3往復しています。

東陽バス191番は馬天営業所から与那原、一日橋、儀保を経由して城間へ向かう路線で、城間付近では屋富祖からぐるりと回って帰路につくラケット型の運行をしています。元々は馬天営業所〜与那原〜新川〜儀保〜城間を結ぶ91番の派生系統ですが、いまや91番が1日2本だけなのに対して191番は平日32本、休日28本と主従逆転の関係にあります。

というわけで、早速乗車してみましょう!

落ち着いた雰囲気の車内。上を見上げるとモノコックバスの代名詞、リベット(鋲)が数多く見られます。

意外にもOKICA対応済みでした。いくら保存車といえどもIC対応は必須のようで、このあと乗車してきた方の中にはお年寄りを中心にOKICA利用者が数多く見られました。

08:49 馬天営業所発車。
08:54 新開着。2人乗車。
08:58 南板良敷着。1人下車,2人乗車。
09:03 与那原着。2人乗車。

思いのほか順調に乗客が増えていきます。
09:09 当間原着。2人下車。
09:11 兼城十字路着。乗降なし(
時間調整)。
09:17 那覇市民体育館前着。1人乗車。
時間調整
ダイヤに相当のゆとりをもたせているのか、かなり頻繁に時間調整しています。この後も、引き込み型のバス停では必ずと言っていいほど時間調整で停車しました。

新しげな道路を進むナナサンマル車。周りからはどう見られていたのでしょうか?

09:21 県立医療センター前着。1人下車。
09:26 鳥堀着。2人下車。

09:30 儀保着。1人乗車。時間調整
09:34 経塚着。2人乗車。

と、ここで急に発進できなくなりました。古い車両だけにヒヤリとしましたが、エンジンを再起動させてひとまず運転再開。心臓に悪い…。
09:37 茶山団地前着。時間調整
09:41 安波茶着。1人乗車。

国道330号線はまるで高速道路のようです。

09:44 大平着。1人下車。
09:47 浦城小学校入口着。2人乗車。
09:49 城間三丁目着。4人下車。

いよいよバスは国道58号線へ。急行バスの横断幕がいい雰囲気です。

09:52 屋富祖着。1人乗車。
09:54 屋富祖入口着。1人乗車。

1本後は1日2本だけの91番。乗りたい…(浮気性)

10:02 第二経塚着。1人乗車。
10:04 経塚着。2人下車。
10:06 第一経塚着。1人乗車。

第一と第二に挟まれる無冠の経塚。なぜ第一、第二、第三、と統一しなかったのでしょうか?
10:09 平良着。2人下車。
10:10 儀保着。1人下車,2人乗車。
10:11 赤平着。1人乗車。

やっぱり儀保~首里の橋脚列は圧巻ですね~

10:13 鳥堀着。1人下車。
10:14 赤田着。1人乗車。
10:20 那覇市民体育館前着。
時間調整
10:27 兼城十字路着。1人下車。
時間調整
10:31 宮平着。1人下車,1人乗車。
10:32 南部保健所前着。2人下車。
10:36 大里入口着。1人下車。
10:52 馬天営業所着。

最後まで乗車していたのは自分だけでした。

ちなみにこの日は沖縄バスに残るナナサンマル車も走っていたり。皆さんも沖縄を訪れた際にはナナサンマル車に乗車してみてはいかがでしょうか。


運行:東陽バス
系統:191
区間:馬天営業所~一日橋~屋富祖~一日橋~馬天営業所
本数:平日32便/土休日28便※乗車当時
(2017年8月乗車)

コメント

  1. 空想委員 より:

    これは知らなかったです。ボンネットバスの保存運転が各地で行われていることは知っていますが、モノコックバスの保存運転も行われていたとは……。ICカード対応なところは賛否が分かれるかと思いますが、私としては「実用車」として残っている感じがしてむしろ好感が持てます(笑/原型保存にこだわるなら博物館に入れるべきでしょう)。ぜひ沖縄に行って乗りたいものです。(できればそのときは、飛行機を使わずに沖縄へ……というのはさすがに無謀か)

    • ばか者 より:

      「実用車」として残っている感じがして良い、というのは同感です。モノコックバスといえば、北海道の士別軌道にも1台残っているそうですね。こちらはあくまでも動態保存の予備車扱いですが、あちらは朝1便だけとはいえ定期運用とのことで、正真正銘の「実用車」となるようです。

      沖縄へ飛行機以外の交通手段で、というのはなかなか難しいですね…。東京発着に加えて大阪発着も貨物専用船に置き換えられてしまうようですし。ここまでくると琉球新幹線の妄想をしてしまいます笑

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