佐倉と佐倉

船橋や成田のようにJRと京成で同じ名前を名乗る駅は多くありますが、佐倉ほど2駅が離れているのはないでしょう。それゆえ、2駅間にはかなりの本数のバス便が設定されています。


12:28 京成佐倉駅着。国立歴史民俗博物館からでしょうか、2人乗車しています。
12:30 京成佐倉駅発。8人乗車。

京成駅を発車するや否や、バスは路地を駆け上がっていきます。
12:32 栄町通過。
12:33 新町通過。

尾根上まで達すると辺りは急に古き町並みの様相を呈してきました。
12:35 佐倉市立美術館通過。こちらの様子をうかがっている人が1人いましたが、何を目論んでいたのでしょうか…?京成駅へ向かうなら本数の多い二番町まで歩いた方が良いでしょうし。

尾根道を行くのはすぐに諦め、今度は反対側の坂を下りはじめました。先ほどと違って開けた雰囲気です。
12:40 宮小路町着。1人下車。

谷戸に隙間なく建てられた住宅群。日本での宅地開発は本当に心の折れることでしょう。
12:41 岩淵薬品本社前通過。
谷底に降りて新興住宅地の中を突き進みます。
12:42 鏑木町二丁目通過。

12:45 JR佐倉駅着。5人下車。第三工業団地という名から日中の利用は皆無と思っていましたが、意外にも車内にはまだ4人残っています。お年寄りや主婦も多く、到底工場勤務とは思えないだけにどこに向かうのか気になります。

細い路地、街道町、開放感あふれる坂、新興住宅地と、短いなかでめまぐるしく表情を変えてくるこの路線、みなさんもぜひ一度体感してみてください。


運行:ちばグリーンバス
路線:神門線
区間:(田町車庫~)京成佐倉駅~JR佐倉駅~第三工業団地 ほか
※情報は2018年3月乗車当時のものです※

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