小坪井林用軌道 第二次探索【その0】

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(探索日:2017/3/25)

前回の探索が終わった直後は、「今回行けなかったところもあるしまた来るだろうけど、さすがに疲れたし1年は来なくていいや」そう思ってました。でも、2-3日もすると、「やっぱりあの時ここに行ってればよかったんじゃないか」「次はここ行きたいよね」と小坪井への欲がこみ上げてきて、気付いたら第二次探索の計画を立てていました(笑)

というわけでさっそく…

出発!!

前回探索から1ヶ月半しか経っていないのに再訪問…

と、探索前にちょっと寄り道。

ダム記念館ならばこのあたりの地勢について説明されているはずだし、もしかすると湛水前の写真に軌道跡が写っているかも!と思って訪れました。結論から言えば、確証を持って軌道跡が写っている!と言える写真はありませんでしたが、収穫はありました。

まず、ずっと田代林道の一部だと思っていた君津ふるさと物産館〜君津衛星管制センターの道は、君津市道下川衛士線ということ。ほぼ間違いなく管制センターへのアクセス道路として建設されたのでしょう。管轄の違いだけが理由ではないでしょうが、管制センターを過ぎた途端、道が狭まった覚えがあります。

そして、ダム沿いには作業用とみられる林道が隅々まで整備されたことも判明しました。これは探索時に役立ちそうですねぇ。

その中でも一番ビビったのがここ。

用水が林鉄隧道を通ってる⁉︎
よく見ると北口の位置が違うようなので林鉄隧道ではなさそうでしたが、もし用水が林鉄隧道を転用していたならばなかなかの有効活用っぷりです。まあこの辺の山には林鉄隧道以外にも隧道がたくさんありますから、目的の経路に一番近いものを流用または拡幅して使っているのでしょう。
(ただ、よくよく考えれば田代川と笹川湖畔を結ぶ隧道は水没していて北口が未特定です。ひょっとするとこのヅウタ用水の経路が真の林鉄隧道なのかも…。)

また貸ボート店で地図をもらい、66小林班に向かう支線(支線A)が入っていく谷は衛士沢と呼ばれていることもわかりました。いつまでも支線Aと呼んでいては地理感覚も狂ってしまうので、これからは衛士支線を呼びたいと思います。また、これを機にほかの支線・本線についても独自の呼称をつけたいと思います。もし本文を読み進めていく中でわからない路線名が出てきた際にはこちらの地図をご確認いただくことをお勧めします。

事前調査(?)も済んだということで、次回からはいよいよ探索に向かっていきますよ~
(今回の記事も同行の三島氏との共作リレー記事となっています。今探索の奇数番記事は三島氏、偶数番記事は私が担当、執筆します。)

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