外房線特急は生き残れるか

2014年のダイヤ改正で平日のみ運転・全列車東京〜君津となってしまった内房線特急に比べ、外房線特急は今でも1,2時間に1本、安房鴨川行きの特急が運転されています。そんな外房線特急わかしお号に乗車してきました。

おせんころがしの探索を終了した我々は安房小湊へ。安房鴨川から乗車しないのは、単純に海浜幕張〜安房鴨川だと100キロを超えて特急料金が上がってしまうからです(笑)
自動券売機で特急券を購入し待っていると、定刻どおり特急が到着。8号車の自由席に乗り込みます。安房鴨川からは7人が乗車してきたようで、この時点で外房線特急に一定の利用があることがわかります(もっとも特別快速でもそこそこ乗客がいはするのですが…)。ちなみに、安房小湊では1人乗車したほか、指定席にも1人乗車していました
勝浦では1人降車の7人乗車。順調に乗客が増えていきます。その次の御宿では乗降がありませんでしたが、これは我が8号車が階段から離れた位置に停車したためかもしれません。
御宿の次は大原。い鉄からの乗り継ぎ客なのか5人ほど乗車しました

次の上総一ノ宮では前に5両を連結します。見ておきたいシーンではありましたが、疲れから流石にパス。まあまたの機会にしましょう(もっとも、上総一ノ宮〜海浜幕張はギリギリ50キロを超えてしまうのであまり使いたくないのですが…)。8号車では4人を乗せて出発です。
鉄道ジャーナル誌で大量の乗車がある、と書かれた茂原では2人乗車したのみ。まあ時間帯も時間帯ですし、詳しい人なら一ノ宮で連結された前5両に乗るでしょうからね…。
茂原からは一気にスピードアップし、そのまま蘇我へ(大網では乗降ナシでした)。ここで14人も降車しました。やはり千葉への需要も多いようです。一方で、快適移動したいのか7人も乗車

海浜幕張到着前に号車を一巡してみると乗っていたのは22人ほど。うち7人は蘇我から乗車した人ですから、実は東京へ向かう客と千葉へ向かう客はほぼ同数だったわけです。高速道路の影響を受けにくい外房ですらこの様なので、内房線優等などもっと千葉行きの比率が高いのかもしれません。
海浜幕張では4人降車し観察終了。ただ、4人乗車したところをみると、通勤ライナーとしての活用もされてはいるな、と思います。

今回の乗車で外房線特急には普通に需要があることがわかりました。それと同時に、海浜幕張から東京への通勤ライナーとしても活用されています。実は、京葉線上り方向には17時台から21時台まで1時間に1本わかしおが運転されています。朝方のライナー設置も検討したいところではありますが、ひとまず帰りの利用を促進したいと思いました。

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