1号線に未来はあるか【その3】延伸案のまとめ

1/19、一部内容を追加しました。

目次上は並行するバス路線の利用状況を紹介することになっていますが、その前にいったん1号線延伸に対する私案をまとめておきます。

まず、今ある1号線の千葉〜県庁前は単線化します。ただし、単純に上り線または下り線を撤去するだけでは千葉みなとへの直通が困難になるほかモノレール他路線との乗り換えが悪くなってしまいますので、千葉駅の改良とセットで行う必要があります。構内配線は以下のようにしてはどうでしょうか?

なお県庁前は2番線の供用を開始し、列車交換できるようにします。
そして肝心の延伸部ですが、経費を抑えるためにこちらも単線とします。終点、(仮称)青葉病院駅までの間に(仮称)千葉城駅、(仮称)千葉大学駅をそれぞれ一面一線で設けます。経費を抑えるために、ホームと改札くらいのなるべく簡素な形にしたいですね。終点の(仮称)青葉病院駅も一面一線で建設し、青葉病院と中央博物館への通路を設けます。なお、各駅ともバリアフリーには最大限配慮するようにします。

ダイヤですが、現状と同じく15分間隔が適当でしょう。駅構造的に千葉駅どまりで千葉みなとへは2号線に乗り換え、というのでもいいですが、いちおう千葉みなとまで直通するものとしておきます。運行には3編成を使用し、市役所前〜千葉と県庁前で列車交換を行います。

いろいろガバガバですがこんな感じですかね…。次回こそはいよいよ並行バス路線の利用実態について述べていきたいと思います。

1/19追記:
 今さらながらネットを漁ってみると1号線延伸に関する記事(※リンク切れ)を見つけました。それによれば、延伸計画は私案とほぼ同じものだったようです(さすがに千葉大学病院は経由していたみたいですが…)。この計画が凍結されたということはこのシリーズの結論も出たようなものですね…。
ただ、一点気になるのは千葉大学病院に寄るとして、青葉病院まで建設する必要があるのかということです。【その4】を見ていただければわかりますが、青葉病院の乗降は千葉大学病院に比べてかなり少なく、わざわざ伸ばす意味があまりありません。おそらく中央博物館や青葉の森への需要を見越してだとは思うのですが、モノレールが千葉大学病院へ迂回している以上、蘇我からバスを使う人が多いのではないかと思います。
何はともあれ、今度並行バス路線の利用調査をするときは千葉大学病院への延伸を念頭に用地など検討してみたいと思います。

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コメント

  1. SHINO より:

    千葉駅から千葉公園・栄町方面へ行くレールを真下から見上げたところ、外側の1・4番線レールから2号線へ移れないようになっています。「千葉都市モノレール 配線」で検索して配線図をご覧いただいてもよいかと。鉄道のように地上にレールがあるのではなく空中に建設されているので、ご提案のように建設し直すのは極めて困難なのではないでしょうか。

    • ばか者 より:

      ご指摘ありがとうございます。いちおう乗車時に配線を確認したつもりではあったのですが、全く気付いていませんでした。
      まあ改修工事に合わせて駅を本格改造するという妄想ですのであまりお気になさらず…(おい)

      現実的な話をすれば、下り線を撤去し県庁前方面の列車はすべて4番線に発着させるしかないと思います。一部で乗り換えの不便がありますが、やむを得ません。

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