日本の航空会社といえばJAL、ANAの2社がパッと思いつきますが、日本ではそれ以外にも数多くの航空会社が路線を展開しています。今回は九州各地から羽田へ、さらに那覇から神戸、セントレアなどへ路線を展開するソラシドエアに乗ってみました。
お目当てのソラシドエアがやってきました。seedの名にふさわしく若葉色を用いた塗装で目を引きます。
早速搭乗です。
座席はこんな感じ。
で、興味深いのがそのシートピッチ。LCCというと狭いイメージがあるのですが、ソラシドエアはまったく狭い印象を持ちません。調べてみるとLCCの春秋航空日本はモノクラス189席なのに対し、ソラシドエアは同じくモノクラスでたったの174席。というか、エコノミーとプレミアムの2クラスを持つANAが2クラスあわせて174席ですから、エコノミーに関してはANAよりも座席間隔が広いということになります。
ドリンクサービスも無料。
スープを頼んでみました。福岡県のアゴと宮崎県のゆずを用いたアゴユズスープというもので、ソラシドエアのオリジナルだそう。柚子の香りがふわっと上がってきて落ち着きます。
応援の意味も込めて買ってしまいました。
早くも使い切ってしまったのでまた買いに行かなきゃな…笑
そしてこちらは鹿児島〜羽田線就航10周年を記念して開発された桜島小みかん紅茶。機内提供分は積んでいなかったものの、お持ち帰り用ならあるとのことで即購入。ほんのり酸味を感じるもので、このまま通常メニューに組み込んでくれたらいいのに、と思いました。
LCCにしてはサービスがしっかりしているな、と感じましたが、それもそのはずで、ソラシドエアはLCCではなかったのです。ソラシドエアの前身であるスカイネットアジア航空は、1986年から始まった航空業界の規制緩和に伴い参入した航空会社で、そもそものコンセプトが「割安な運賃でゆったりした座席を提供する」というものでした。
・運賃は割安
・座席は広め
・アゴユズスープを飲める
こんな素敵なソラシドエア。皆さまも一度利用してみてはいかがでしょうか。
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