あの先の未来まで

大曽根にやってきたということで、勘の良い方はもうお気付きでしょう。ここからは日本唯一のガイドウェイバスに乗車します。

めちゃくちゃバスって書いてありますね…

改札らしきスペースはありますが、特に何があるわけでもありません。運賃の支払いはバス車内でおこないます。

こちらがガイドウェイ。走行路両側の壁で車体の案内輪を誘導します。なんだかAGT(新交通システム)をぺちゃんこにしたように見えますが、実際将来的にはAGTに転換する構想もあったようです。

反対側には方向転換するためのスペースが。ガイドウェイはないんですね。

普通の地図ではガイドウェイ区間(=鉄道区間)の小幡緑地までしか表記されないのでどこまで行けるのかわかりませんでしたが、高蔵寺行きがあるようです(ただし高蔵寺行きは30分間隔でその他は途中の中志段味どまり)。

案内輪の機構の都合で、近年のバスにしては珍しくツーステップ。

おかげで車内はフルフラットとなっています。


12:00:16 大曽根発。22人乗車。

高架で道路を跨いでいきます。

12:02:01 名古屋ドーム前矢田着。3人下車,1人乗車。
12:03:20 砂田橋着。9人乗車。
12:06:39 守山着。5人下車。
12:07:05 金屋着。4人下車。
12:09:59 川宮着。乗降なし。
12:11:28 川村着。2人乗車。
12:13:03 白沢渓谷着。2人下車,1人乗車。
12:14:17 小幡緑地着。2人下車,2人乗車。

ここでガイドウェイ区間は終了。地上に降りバスモードへ転換しますが、その敷地はなかなかの広さです。

12:17:18 竜泉寺口通過。

バス区間でも停留所のデザインは統一されていました。

12:18:13 竜泉寺着。2人下車,2人乗車。
12:20:43 吉根口着。1人下車。
12:21:36 下島着。1人下車,1人乗車。
12:22:53 吉根着。3人下車。
12:24:35 上島(西)着。1人下車。
12:25:48 上島(東)着。1人下車,2人乗車。
12:26:54 ̪̪志段味西小学校通過。
12:28:17 荒田着。2人下車。
12:29:45 天王橋着。1人下車。
12:31:31 志段味支所北着。2人下車。
12:33:49 中志段味着。2人下車。
12:35:39 藤塚通過。
12:36:23 寺林着。1人乗車。
12:37:44 上志段味着。2人下車,1人乗車。
12:39:32 新東谷橋南通過。
12:40:44 東谷橋着。3人下車。
12:43:45 高蔵寺着。7人下車。

案内輪。バスモードでは収納されているらしいのですが、これが収納状態…?

利用者もほどほどにおり、面白いシステムだと思いましたが、運転士が鉄道とバス(大型二種)両方の免許を持たねばならないのはネックで、さすがに他所でも導入を…とは言えません。しいて可能性があるとすれば気仙沼・大船渡BRTのように純粋な高架道路にしてしまうか、鉄道区間は自動運転としてしまうかあたりでしょうか。


※地理院地図(電子国土Web)に経路線等を追記して掲載

運行:名古屋ガイドウェイバス(名古屋市交通局に委託)・名古屋市交通局
路線:志段味線(ゆとりーとライン)
区間:大曽根~小幡緑地~中志段味~高蔵寺
本数:毎時2本(中志段味までは毎時6本、うち1本サイエンスパーク経由)
※情報は2020年2月乗車当時のものです※

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