明らかといえば明らかではありますが、調査の最初の段階として現在の千葉~県庁前の利用状況を調べてきました。
<1>千葉~県庁前の現状
1号線は全線が複線になっており、千葉〜県庁前の各駅も上下線それぞれにホームがあります(ただし県庁前は特殊な事情があり、片面しか使っていません。理由は後述します)。
ダイヤは現状、始発から終電までラッシュ時も含めてほぼ15分間隔です。これだけでこの路線の利用実態がわかるような気もしますが、さらに驚くべきことに千葉〜県庁前では列車がすれ違うことがありません。2編成が千葉みなと〜県庁前を行ったり来たりで、すれ違いは千葉駅付近で行われています。そう、上の立派な栄町駅も列車が来るのは必ずどちらかのホームのみで、両側に列車がいるタイミングは一瞬たりとてありません。また、これにより県庁前は片面しか利用されていません。
<2>日中の利用状況
さてこんな一号線、利用状況はどのような感じなのでしょうか。訪れたのは一年半ほど前で、詳しい時間も記録していないのですがご勘弁ください。そのうち再訪します(行くとは言っていない)。
県庁前:5人乗車
葭川公園:5人乗車
栄町:4人乗車
千葉:5人降車(うち1人が2号線乗換)
1000形半両でも足りるような数字ですね…
さすがは閑散路線の日中…
<3>夕方の利用状況
夕方の利用状況も見てきました。こちらも訪問日は不明ですが、県庁前16:20発の列車の2両目に乗車したことだけは記録されています。
県庁前:6人乗車
葭川公園:11人乗車
栄町:乗降なし
千葉:6人降車、10人乗車
市役所前:4人降車
千葉みなと:17人降車
日中よりは増えましたが、依然として2両も要りません。かといって単車を新造もしくは改造するのは費用が掛かりますし、人件費が相対的に高くつきます。
まとめ
千葉~県庁前の利用者数はかなり少なく、現状維持をするくらいなら廃止してしまったほうが良いでしょう。個人的には葭川公園前のセントラルアーチは残してほしいものですが…
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