今月をもって千葉市シェアサイクル実証実験は期間満了となり、来月より本格導入に移行することとなります。これを記念して、千葉市の自転車シェアリングの偉大なる先輩、マックル追悼企画を実施することにしました。
突然ですが、皆さんは以下の記事をご覧になったことがあるでしょうか?
この終盤に「東京都品川区のJR大崎駅近くで放置されていた例もあったという。」との記述があります。大崎は海浜幕張から30㎞も離れた遥か彼方の地。どうやって行ったのか、さらにはどうしてそんなところまで行ったのか、疑問が尽きません。
今回はこの偉大な先輩に倣い、HELLO CYCLINGで大崎へ行ってみようと思います。
出発はマックルのポート跡地に設置されたJR海浜幕張駅北口①から。
幕張新都心生抜きのシェアペダル車、A9367号車を借りました。
09:35 海浜幕張駅北口発。なお、今回はマックルの仕様に準じてなるべく電動アシストは利用しないようにしていきます。仕様を合わせるなら変速も利用してはいけませんがそこは目をつぶってください…
いつもなら二俣新町の駅から横道に逸れ江戸川サイクリングロードに入るのですが、今日はもうしばらく国道357号線を辿ってみます。
10:30 市川大橋で江戸川を越えます。
10:49 塩浜交差点で右折し、新大橋通りに入ります。
11:49 通りの名の由来になった新大橋を渡ります。「新」とついているだけに新しい橋なのかと思ったら隅田川3番目の橋で最初の架橋は元禄年間とのこと。歌川広重の「大はしあたけの夕立」に描かれている橋みたいです。舐めててゴメンナサイ…
このあたりから新大橋通りは進路を南にとっていきます。
蓬莱橋の交差点には横断歩道がなかったので道なりに左折。結局新大橋通りの方へ戻ってきてしまいました。
12:34 浜離宮に沿って南下していくと旧シナネンサイクル本社前のポートを見つけました。先日リニューアルしたばかりだそうです。
そろそろ東海道に出ようと道を探していたところいいスポットを見つけたので立ち寄ってみます。
12:57 そのスポットとは高輪橋架道橋。高さ制限わずか1.5Mという行灯泣かせのガードです。
1872年の新橋~横浜開通当時、当区間は海上の築堤で船の通行用の水路が設けられていました。このガードはその水路の高さを引き継いでいるというわけです。
身体を思い切りかがめてやっと頭が天井にあたらないくらいです。さすがに二度は通りたくありません。
伊皿子坂を上がって桜田通りに抜けます。
13:23 ついに大崎駅に到着しました。三段変速を用いても所要4時間でなかなかの疲労。最後の方は上り坂でもないのに電動アシストを入れてしまっていて、ここまで変速なし電動アシストなしのママチャリでやってきた方はどんな超人なのか心底疑問に思いました。
さて、先人に倣ってここで自転車を乗り捨てていきたいところですが、ここに放置しては毎日1000円ずつ課金されてしまいます。幸いにも近くの居木神社というところにポートがあるようなのでそちらへ向かってみましょう。
ものの数分で神社には辿りつきましたがポートはどこ…?
なんとポートは鳥居をくぐった中にありました。なかなか訪れるのに勇気がいるポートです。
返却処理を済ませて追悼企画は終了。10月からのHELLO CYCLING本格導入が楽しみです。
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