降車場からバスに乗る

小倉駅に戻ってきた私が向かったのは高速バスの降車場。というのも先ほどゆのくに号を降りた際にバス停でちょっと気になる記述を見つけていました。

なんと降車場のはずなのに時刻表が掲載されているのです。本数の少なさからして到着時刻表とは考えられません。

なんと香月快速という系統に限り、小倉駅前~砂津の区間乗車ができるようなのです。
なお、香月快速とはその名の通り北九州市西南に位置する香月へ向かう路線。ご多分に漏れず都市高速を走行するようで、“本編”も気になるところです。

1人降車場でバスを待ちます。

砂津行は隣の一般路線バス乗り場から頻繁に出ていますので、わざわざこちらに来てバスを待つ人はいません。

福岡~小倉の高速バスは驚愕の4系統!黙っていても続々とバスが来ます。心なしか運転士の冷たい視線を感じますし、早く香月快速来てくれないかな…。

それらしいのが来た!と思ったら隣のレーンに入っていきました。北九州空港のリムジンバスのようです。香月快速もこういった路線バスベースの高速車、いわゆるB高が来るのでしょうか。

これは来た!と思ったら今度は福岡~小倉を大蔵経由で結ぶいとうづ号。しかし、福岡~小倉線にもB高入るんですね。

定刻を10分以上過ぎ、もう来ないんじゃないかと思い始めた矢先…

じゃーん

これ…ですかね?快速って書いてあるし中扉開いてるし。運転士が乗らないのか…?みたいな感じでこちらを見てくるのでとりあえず乗り込みます。

17:43 小倉駅前発。ここからの乗車はもちろん、乗客自体いません。


都市高を走る快速らしく(?)シートベルトなしながらハイバックシート。しばし、ちょっぴり豪華な座席を楽しみます。

17:49 砂津着。特に何事もなく降車。もちろんSUNQパスも利用できました。

110番がそうであったように、おそらく都市高を通る一般路線バスはどれも小倉→砂津で乗車可能で、香月快速だけ発着枠の関係かなにかで降車場に追い出されてしまったのだろうと考えられますが、それにしてもちょっと不思議な光景です。正規運賃でも100円ですし、小倉にお越しの際にはぜひ体験してみてください。

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