太陽は乗る人を選ばない【前編】

志布志までやってきたということで、フェリーさんふらわあの志布志~大阪航路に乗って帰ります。…ところが、ここで問題が。前回紹介したように列車の志布志到着は17時27分。一方でフェリーの出航時刻は18時半です。通常期ですら1時間前までに乗船手続きを済ませなければならないのですが、果たして無事乗船できるのでしょうか?島原で乗り逃しをやらかしている私としては本当に不安でした(ならなんでこんなプラン立てたんだ)。

駅前にタクシーが停まっていたので飛び乗ります。駅から港までは歩いて20分以上かかるのでラッキーでしたが、ここで一緒にいた三島氏からひと言。「志布志支所行かない?」
いやまあ志布志と言ったらまずは志布志支所なのですけれど…しかしこの状況でそれは…

…はい、来てしまいました。すでにほかのメンバーが港に着いていたのをいいことに、彼らに手続きを任せてしまったのです。
とはいえ30分前までに着かないと乗船できない場合があるとのことなので、記念写真を1枚撮ってすぐに港へ向かいます。

フェリーターミナルに着いたのは45分前くらいのことだったでしょうか。ロビーで待っていたほかのメンバーと合流し、大慌てで船内へ。あらかじめ手続してもらったのが裏目に出て、危うくブリッジを外されるところだったようです。

志布志港の乗船口は地上に。
スロープを上がっていきます。
船内に入ったらエスカレーターでさらに上昇。
6階まで上がるとロビーが広がっていました。

ということで行きと同じく客室紹介。ただ、新造船に切り替わった志布志航路には大分航路以上に多種多様なグレードの客室が用意されており、今回の人数をもってしてもコンプリートすることはできませんでした。さんふらわあ恐るべし…。

志布志航路でも一番下のランクは雑魚寝のツーリストとなります。今回は乗船が出航ギリギリで先客が多かったため、写真は撮影できませんでした。公式サイトの写真を見ると体半分くらいの長さまでアコーディオンカーテンを出せるようで、大分航路よりはプライバシーを確保できそうです。

つづいても大分航路同様プライベートベッド。こちらは特に変わりありません。

そして最近流行りの半個室。フェリーさんふらわあでは“プライベートシングル”と呼称されています。

各ベッドはアコーディオンカーテンで仕切られており、内側からのみ鍵をかけられる構造。部屋全体にも鍵が取り付けられているため、セキュリティはまあ大丈夫かと思います(部屋全体に鍵があるのはツーリスト、プライベートベッドも同様)。

テレビからハンガーラック、鏡まで備え付けられており、客室設備は十二分という感じ。

ちなみにこのプライベートシングル、ベッドが16床しかなく人気も高いためか舟遊プラン(※)の対象外となっています。今回我々は舟遊プランを利用して往復の費用を抑えているのですが、私だけは舟遊プランを利用できず、片道ずつ船に泊まろうプランを利用することとなりました。その料金はスタンダード+スーペリアを舟遊プランで利用した際より高いです
※舟遊プラン:関西~九州の往復で大阪~別府/神戸~大分航路と大阪~志布志航路に片道ずつ乗船する場合に利用できる料金プラン。最安9000円~と弾丸フェリーよりも安いくらいなので九州をめぐる際には是非とも活用したい。

1人用個室“スーペリア”も大分航路に比べてグレードアップ。

室内に入ってみると単純に広さに驚かされます。左手の椅子は当然ながら展開することでベッドとなり、2人個室に早変わり。

もちろんテレビも…って何やら奥に出入口と違うドアが…。

なんとトイレに加えシャワーまで。さすが“スーペリア”です。(もっとも、旧船にはファーストシングルという窓付きの1人用個室なんてものが存在したようですが…)

志布志航路では上等客室も2クラス5種類あります。少しお手頃なデラックスはなんとスーペリアを超える全50室。和室タイプやペット対応の部屋もあり気になるところでしたが、人員が足りず今回は利用できませんでした。

ということで最後に最上級個室“スイート”をご紹介。

もちろんデッキ完備です(バリアフリー室はデッキなし)。

椅子もありますが大分航路と何か違うような…
椅子、小机ともに床にがっちりと固定されていました。やっぱり瀬戸内航路よりも揺れるんでしょうか。
背もたれの角度を調節することすらできません。

大阪南港までの所要時間は14時間20分。大分航路よりもずいぶん長く、船内をゆったりと楽しめそうです。

次回につづく

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