去りゆく快速を追って【後編】

新古河で茨城県の縁をかすめ、日光線で唯一群馬県に存在する駅、板倉東洋大前に到着します。なんとなく乗降が多いものと思っていましたが、7人下車,1人乗車のみ。向かいには普通列車が接続していましたが…。

板倉東洋大前を出るとほどなくして栃木県に進入。眠気がぁ…。
6050系はその後もゆったりと走り続け、新大平下に到着。3人下車しました。 

急に線路が高架になり、都会的な建物が増えてきたと思うといよいよ栃木。乗降も街の様子に劣らず、11人下車,5人乗車です。快速無きあとは両毛線で小山に出ることを選ぶのでしょうか?まあ、さすがに南栗橋〜栃木の惨状からして浅草〜栃木の快速を新設せよとは言いませんが…。

引き上げ線には8000系がいました。日光線列車と宇都宮線列車の接続も気になるところです。

新栃木では7人下車,1人乗車。思った以上に多く、特急が通過するのが不思議なほど。まあ栃木で宇都宮線列車に乗り換えればいいことですが。
3駅連続停車しましたが、ここからは再びゆったりした速度で快適な環境を創出。東武金崎など通過線で華麗にスルーしていきました。
新鹿沼は10人下車,2人乗車。ハイカーらしき人が多かったように思います。

明神の先で東武線唯一のトンネル(押上付近を除く)を抜け、下今市へ。あまりの短さに写真を撮る暇もありませんでした。
下今市に着くと一気に降車。廃止前ですから分割目当ての鉄道ファンも多いことでしょう。分割・併合はこのあとも何回か見られるはずだったので今回はパス。車内の写真でも撮っていましょうか。

新藤原では分かりにくいので鬼怒川温泉を併記するかたち。多層立て列車だけに、車内の行き先表示も重要です。

ボックスシートは意外と重厚感があるんだよな…
長距離列車だけにロングシートの人気は低いですが、こちらはこちらで悪くないかも。

分割にはなかなか時間がかかるらしく、車内の写真を撮り終えても時間が有り余ってしまいます。始発列車の発車を待つよう、とも言えるでしょうか。その間にはどこから来たのかわかりませんが、外国人観光客やご隠居集団が乗り込んできてはこの号車じゃない、と去っていきます。駅員氏もそのことは心得ているようですが、誤乗車がどれほどあるのか心配です。このあたりは快速・区間快速の代替となるリバティでも起こりうるのでなおさら気になります。

ようやく発車するとすぐに大谷川を渡ります。

雪を見ると遠くに来たなと感じます

車内に残っているのは23人。ローカル列車としてはかなりの乗車率です。

小佐越でAIZUマウントエクスプレスと交換。8500時代に乗車してみたかった…。
各駅にリバティの乗車案内が貼ってありました。下今市以北相互利用のみ無料というのはなかなかわかりにくいように思うのですが…。

新高徳で2人降車,2人乗車があったほかは特に乗降せず、鬼怒川温泉に到着します。一気に11人降車しました。

え?もう降りちゃうんですか?
新藤原での解結見なくていいんですか??

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