ダイセン!スイセン!

翌朝目覚めたのは8時前くらいだったでしょうか。波は想定よりずいぶん穏やかなものの、昨晩夜更かししたのが祟って気分はいまいちよくありません。こういうときは寝るに限ります。二度寝を決め込みました。

9時を回ったところで問題なく動けるようになったのでお部屋を出ます。レストランの朝食営業は終了していますが、ありがたいことにこの船ではカフェの営業がありました。

レストランでは食べられないものを、とミートソーススパゲッティを注文。こういうの無性に旨いですよね。

そうこうしているうちに船は潮岬を過ぎました。フォワードサロン“ポセイドン”で反航の時を待ち構えます。

…と直前になってお腹の調子が急変。トイレに籠っていると音色の違う汽笛が一発ずつ聞こえてきました。無念…。


気を取り直してお昼を食べにレストランへ向かいます。残念ながら〈すいせん〉では東京九州フェリー名物(?)船上BBQの開催がないものの、レストランのメニューが豊富なので心配無用です。

ところが、朝が遅めだったこともありラストオーダー間際に入店したところ、なんと楽しみにしていた門司港レトロ焼カレーは売り切れていました。〈はまゆう〉に乗ったときもそうだったのですが、東京九州フェリーのレストランはちょこちょこ売り切れが発生しているようで、どうしても食べたいものがあるなら早めに入店するのがよさそうです。

代わりに頼んだのは湘南シラスのシカゴ風ピザ。シカゴ風なるジャンル自体、東京九州フェリーのレストランで初めて知りましたが、最後まで食べ方がわかりませんでした。

いまいち不完全燃焼だったので、ベルリン屋台ソーセージをテイクアウトしてお部屋で2次会といきます。これはビールですね間違いない。


ランチが終わると後述の映画上映を除いてしばらく目立ったイベントがないのでちょっぴり手持ち無沙汰です。就航当初みたいにクロスワードパズルでもやっていればよかったんですが。

…そういえばまだマトモに船内探索をしてませんでした。この機会にやっておきましょう。

コンファレンスルームでは13時30分から映画の上映があります。ちょうどランチ終わりで時間つぶしによさそうです。エンドロールが流れる頃に覗きに行ったら観覧者ゼロだったんですが何かの勘違いですよね…?

ゲームコーナーはフェリーの必需品ですが、アウトサイドにあって海を眺められるのは珍しい気がします。

ゲームコーナーと対称の位置にはスポーツルームが設けられています。ソーシャルディスタンス確保のため一部機器は使用停止になっていましたが、ウォーキングとバイクがあったのでちょっと試してみることに。なにぶん翌日に100キロ超のサイクリングを控えていて、怠けた身体を叩き起こす必要がありまして…。

奥の卓球コーナーは湯上りによさそうだよなとか考えつつしばらく運動していると全身が汗でびっしょりになりました。汗を流しに大浴場へ向かえば案の定貸切。フェリーの贅沢を存分に味わえてすっかりいい気分です。もっとも肝心の露天風呂は雨でなんとも言えない具合でしたが。

さて、風呂上がりにアイスが欲しくなったのでレセプション横の売店へ。正面の棚こそ横浜土産なんかで取り繕ってますが、一歩中に入れば北海道や敦賀の品々が平然と並んでいました。

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