KUROADでしまなみ海道!

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オレンジフェリーに乗って東予港まで来ました。今日はこのままKUROADでしまなみ海道を走破します。ただ、しまなみ海道の起点となる今治駅はここから峠を一つ挟んで20キロ超。サイクルトレインが欲しい…。

国道196号線に出たら、あとは黙々と漕いでいきます。途中の道の駅今治湯ノ浦温泉までは下り線側(進行方向右手)、以降は上り線側(進行方向左手)を進むと歩道が途切れませんでした。

2時間ほどで今治駅に到着。バッテリー残量の都合でアシストを使わずに来たとはいえ、KUROADのスペックを考えるとちょっとのんびりな気がします。まあウォーミングアップということで…。

しまなみ海道の玄関口とあって駅前には立派なサイクルステーションが設けられていました。これだけ本気で整備されているとこちらのやる気も俄然湧いてきます。

ちなみに、奥のしまなみレンタサイクルや隣のGIANTストアでは乗り捨て可能なレンタサイクルを実施しており、初心者でも気軽にサイクリングを楽しめるようです。

朝食休憩を挟み、いよいよしまなみ海道を走っていきます。ブルーラインが整備されているので迷うことはありません。

線路沿いを離れてしばらく進んだところで、自転車専用の道が分かれ、来島海峡大橋の看板が現れました。

いよいよ橋だ!と早合点してしまったのですが、実はこれ急な坂道を回避するための九十九折。初心者がアシストのない自転車で挑んでものぼりきれるように設けられたそうで、これぞサイクリストの聖地という存在です。まあ、構わず車道を進むサイクリストさんも見かけましたが…。

橋へのアプローチはまさにジャンクションのようです。

ここでいったんルートを外れ、糸山公園から来島海峡大橋を望むことにしました。時刻はすでに10時ですがKUROADならしまなみ海道を走破するなんて一瞬でしょうし…(フラグ)

しまなみ海道はやはりサイクリストの方が多く、それE-bikeですか?と二度も訊かれました。借り物で詳細なスペックを知らないのが申し訳ないなと思いつつ、おすすめルートまで教えてもらいました。ありがたい。

15分ほど休憩したところでようやく橋梁部へ歩みを進めることにしました。自転車・歩行者と原付はルートが分けられています。アプローチ部は先ほどの九十九折りにも増して緩やかで、アシストを切っても十分走行可能なほどでした。

(振り返って撮影)

橋梁部は進行方向右側=北側の歩道部分?を走行する形になります。自転車がすれ違えるくらいの幅しかなく、ちょうど徒歩の集団やサイクリングツアーとバッティングしてしまったためにノロノロ走行を強いられました。馬島を跨いで総延長4.1キロ。チョット疲れました…。

そんなこんなで来島海峡大橋を制覇。ここからメインルートは国道317号線に入るのですが、私は先ほどおすすめされた海岸沿いの道を進んでいきます。

糸山公園からも見えていたあいえす造船を間近で見られました。ちょっと距離は長くなってしまいますが、大島南インター付近の山越えを回避できるのでこちらを選んで正解だったかなと思います。吉海からはメインルートに合流して宮窪峠に挑みました。海沿いでもアップダウンがあるようなので距離の短いルートをとったほうがいいのかなぁと。

宮窪港に着いたのは12時のことでした。まだひとつ目の島なのに…。気分転換も兼ねて食事を取ろうかと思ったのですが、サイクリングターミナルといっても港の待合所に観光案内所が同居している程度なんですね。先を急ぐことにします。

しばらく北上すると2本目の大島大橋が現れました。シンプルでカッコいい橋です。ちょうど貨物船が通り、奥にはしまなみ造船も見えますね。

ということでちゃちゃっと橋の上へ。こちらは原付と自転車が同じところを走ります。白線で仕切られてはいますが歩行者も実質一緒ですね。

どうやらここでは完成4車線時に上り線となるスペースを活用しているようです。

橋を渡りきったら道の駅マリンオアシスはかたで昼食タイム。今治名物・焼豚玉子飯をいただきます。サイクリングで疲れた体にはちょうどいい味わいでした。

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