今回の「広電は限界か」というタイトルですが、実はトラムやぶにらみの記事を受けてのものです。記事中では広電のマイナス面について事細かに紹介されていますが、今回3本だけながら広電に乗ってみて、当たらずしも遠からずだな、という印象を受けました。
たとえば紙屋町の電停が階段アクセスになっている点ですが、階段とは反対側の横断歩道で渡れるところはデパートの出入口もあり、「紙屋町ではない」とまでは言えないと思いますが、やはり不便と言えます。
地下街シャレオにある広電乗り場への階段はまるで地下鉄のようにモダンで、その手前にある電光掲示板も非常にわかりやすくなっていますが、そうなるとシャレオから広電乗り場までバリアフリーになっていないのがなんとも残念です。
これらバリアフリーの問題を解決するには広電を部分地下化するのが良いのではないかと思います。広島は三角州だから地下線の建設は不可能、と言われますが、南北方向とはいえアストラムラインは地下ですし、そもそもシャレオがあるので地下線は可能なのではないでしょうか。
もしも、広電が地上と同じように地下街の真ん中を走っていたらどんなにいいことでしょう。地下版トランジットモールの完成です。それも100万都市のど真ん中で。さらに、信号やクルマに邪魔されることがなくなるので広電はスピードアップできます。
やるとしたら八丁堀or立町を過ぎたところで地下に潜り、原爆ドーム前の手前で地上に戻るのが良いでしょう。本社前方面は本通か袋町で浮上すれば問題ありません。
実現は難しいと思いますが、各方面にメリットがありますから是非とも実現してほしいです。
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